transistasis
DiaryINDEXpastwill


2021年11月08日(月) 神無月に想う

今年もあと2か月弱となる。
例によって流行どころか聞いたこともない「流行語大賞」がノミネートされるシーズン。
陰々滅滅としたコロナ文革原理主義吹き荒れたこの2年。
「原因不明」のコロナ「感染者」減少。そもそも感染と陽性の区別も曖昧で本当にコロナが原因で疾患し、更に重症や死に至っているのかという科学的エビデンスもなく、ただ集団ヒステリックを起こしただけの茶番が実態なのだろう。
その結果、子供や女性の自殺が増えた事だけは紛れもない事実。
その責任は全てコロナ文革原理主義者にあるにも拘らず、だれも責任など取ろうとはしない。
如何にこのコロナ文革が欺瞞と無責任に満ちた犯罪的イデオロギーであったかが垣間見れる。

コロナ文革と並行して胡散臭さに満ち溢れているのが持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)だ。
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すとかいう国際目標。
そもそもどの位の人間が本当の意味を解ってこの言葉をつかっているのだ?
2030年までにすべての貧困、飢餓を終わらせるとか健康維持福祉を促進させるとか質の高い教育、ジェンダー平等脱炭素とか環境保護とか、口当たりの良いことを羅列しただけで実際は何一つ達成させられる気配もない目標ばかり。
それどころかこの画一的思想を全世界に押し付けて、それぞれの民族が持つ固有の宗教、風習、文化を否定するだけで紛争の種をバラまくのがオチ。
日本の同人誌文化などたちまちこのSDGsの餌食にされて根絶やしにされてしまうだろう。
所詮は新しい既得権者の利権が絡んだ「金儲け」の話に過ぎない。
コロナ文革と何ら変わらぬ詐欺まがいのデマゴギー。
真に受けたら身包み剥がされよう。
脱炭素云々にしろ、石炭石油という化石燃料依存からそう易々と脱却できるとでも思っているのか?
「産業革命」以降、爆発的な科学技術の発展に伴う生活向上は化石燃料抜きには考えられない。
原子力という次世代エネルギーをコントロール出来ないからと言って放棄してしまう「後向き」なエネルギー革命に未来などない。
そもそも人間自体もこの地球総体たるガイアの一部だ。
ガイアの意思として敢えて人間をして「炭酸ガス」を大量に放出させているのかもしれない。
一説によると長い歴史スパンで鑑みれば地球は新たな「氷河期」に向っているという。
それを抑制させるために化石燃料を消費し、炭酸ガスを大気に還元し温室効果を発揮させ、地球の冷却化を抑えているのとしたら。
エントロピーの増大こそが文明にとって不可欠であり、それを停止した瞬間に文明は滅びる。
エントロピー増大のない持続可能な開発目標など存在しない。
環境を汚さない自然エネルギー云々とか言っているがそもそもこれ自体が欺瞞である。
太陽光パネルを設置するために炭酸ガスを吸収する森林を伐採しているこの大矛盾。
結局のところカタチが変わるだけで自然エネルギーも環境破壊しているのだ。
風や潮流、地熱、太陽光、水力どれを取ってもエネルギー変換していることに違いないのでエントロピーは増大し続ける。
化石燃料となにが違うのだ?
根源的にエネルギー効率を考えるならば、人間はこの哺乳類という不要な体を捨てて魂の器を質量のないレベルへ質転換しなければならない。
国や地域や家や性別、財産、記憶、宗教、喜怒哀楽、さらに身体そのものを全て捨て去り、プラズマのような一つのエネルギー体に「進化」して初めてエントロピー増大なしで生存可能となろう。
だがそんなものが2030年までに出来ると思っているのか?
1万年早い。
いや、そもそもそんなエネルギー集合体が「生き物」といえるのか?
SDGsは人が人としての存在を否定するための破壊思想だ。
結局のところコロナ文革同様、SDGsなる存在は無垢な民衆から財産生命を搾取するイデオロギーのためのデマゴギーでしかないことを確と心得ておかねばならない。

先日、国政選挙があった。
無論白票である。
老害世襲与党と無能役立たず野党の誰に投票しろというのか?。
誰一人コロナ文革に対し宣戦布告せよと呼び掛ける候補者も居らず、もはや投票するに値する価値なし。
しかし選挙権だけは行使する。
白票や無効票は「死に票」になるから意味がないなどと宣い、無理やり候補者の名前を書けと強要してくる輩が多いが、余計なお世話である。
こちらは選挙制度そのものを不信任にしているのだ。
2021年になっても1950年代から思考停止しているような「右左」の価値観から脱却できない無能老害世襲と100年以上前のイデオロギーを引きずっている化石思想馬鹿痴呆しか立候補できない選挙制度など一度潰しておかないと埒が明かない。
票の大多数が無効票になれば自ずとその選挙自体が不信任に繋がるだろう。
そのために白票を投じているのである。
これからは『地獄の黙示録』のカーツ大佐や『ラピュタ』のムスカ、『パトレイバー2』の柘植行人のような人物を政治の場に送り込んで日本を刷新せねばならぬ。
これまでの有象無象の偽政屋は一刻も早く一掃しなければならない。
だからこの不毛な選挙制度を不信任するために白票を投票箱にねじ込んでいるのだ。
我が信念に一点の曇りもない。

小松左京原作「日本沈没」がまたドラマ化されている。
舞台は2020年代らしい。
原作が書かれた1970年代当時の日本は東アジアで唯一の経済大国。
国内は何処へ行っても人の波。行楽地は芋を洗うような情況。
「エコノミックアニマル」と揶揄され、世界には「メイドインジャパン」の製品で溢れた一方、各国に民間商社の太いパイプや黒幕的な人脈もあって生産人口比率も高く、「高度成長的ガンバリ」で乗り切るリアリティがあった。
今はその全てがない。
超少子高齢化で人口も減り、経済大国の座からも崩れ落ち、台頭した中国覇権主義に脅かされる日々。
こんな状況で「日本沈没」を描くとなると相当悲惨なシナリオとなろう。。
今はどの国もナショナリズムが台頭して難民問題もシビア。
東西冷戦下、米国が世界の警察官の立場で居られた1970年代とは様相が一変して、「反日」が国是の中国がイニシアチブを握って相対的に国力の堕ちた日本という情況下での令和版「日本沈没」はより悲観的に描かないと現実味がでない。
もはや高度成長期のような国際的地位も主体的行動力も経済力も失った日本は「D計画」のようなオペレーションを遂行できる能力もなく、各自勝手に逃げ出すしかない。
混乱の中で沈みゆく列島を脱出出来るのは老人ばかりの2000万人程。
中国に収容された日本難民は奴隷労働力として酷使する価値もないから、中国奥地のタクラマカン砂漠に1000万単位で放置され、「反日無罪」を叫ぶ中国人民に財産だけ奪われて嬲り殺され、死体の山になるシーンは必須だ。
どの国にも日本人居留地は作らせず、自治権もなく、皇室も解体され、ただただジプシーのように死に逝く民族として描かなければだめだ。
ご都合主義の安っぽいセンチメンタルな嘘くさいヒューマニズムで固めた話で作るのならば、そんなものは観る価値もない。
死屍累々で一切の希望なしが令和版『日本沈没』真骨頂である。

最近、民間のロケットを使った「宇宙旅行」のニュースが時折流れるが、どれも「金持ちの道楽」レベル。
そのロケットも1950年代のB級SFで描かれた葉巻型ロケットで逆噴射で着陸するタイプ。
まるで時代が遡って陳腐さが半端ない。
『2001年宇宙の旅』で描かれたような先鋭的デザインも人類の発展と英知を象徴する思考の欠片もない。
スペースシャトルが退役してからの宇宙開発頽廃感は酷い。
いずれISSも引退したらもう宇宙には「金持ち道楽」のための大気圏外遊園地の遊具しか残らないだろう。
これもSDGsの影響が見て取れる。

ハロウィンの日に電車内で暴れた男。
同情を禁じ得ない。
絶望独身男性として社会から「お荷物」「ゴミ」として非難され、行き場を奪ってしまったから当然の成り行きである。
女だったら生理用品が買えないだけで「貧困女子」とかでスポットライトが浴びるのに、独身絶望男性はいくら物質的精神的に困窮しても国や自治体から援助されることもなく、世間マスコミからは「犯罪者予備軍」として叩かれ、社会のゴミとしてスケープゴートにされるだけ。
リミッターが全部外されたならば「無差別殺人」という動機を抱いても何の不思議はない。
社会の安全を謳いたいならば、まず独身絶望男性に対して尊厳を与えよ。
いくら警備しようとこういった「特攻絶望独身男性」予備軍は幾らでもいる。
一向一揆のように捕まえても捕まえても菊水作戦の特攻機の如く次から次へと突っ込んで来るぞ。
コロナ文革やSDGsという欺瞞で人々を欺こうとするのと同様に絶望独身男性を己の既得権を維持するための生贄として放置する下手人は皆同じ穴のムジナ。
普段からフェミファシズムに阿き諂い、独身絶望男性をゴミのように扱ってきた輩は震えて眠れ。
因果応報だ。
覚悟せよ。

2021年も間もなく終わる。
しかしコロナ文革原理主義者は虎視眈々と、次のコロナ儲け話を画策し、「第6波」を「捏造」しようと必死になっている。
だから来年もまた重苦しく、陰々滅滅とした日々が待っているしかない。
来年はコロナ文革切り札のロックダウンが始まるだろう。
人々は強制的に閉じ込められて今年以上の自殺者が出るだろう。
もはや希望はどこにもない。


絶望皇太子