銀色の日記
モクジイク?モドル?ススム?


2007年11月08日(木) Chronicle 半蔵

2004年3月11日生まれ、源造の血を引く一番末っ子の半蔵。通称・半ちゃん。
棗の子どもです。




2007年8月19日の写真。
一枚目、母猫・棗と。二枚目、雷蔵と三匹で。




2007年9月17日の写真。






2007年9月20日の写真。母猫棗と一緒に。








2007年9月27日の写真。
生きている半蔵の最後の写真。


呼吸の異常に気づき病院へ連れて行ったのが約3ヵ月前。
胸に水が溜まっていた。
片方の肺が機能していないのが判明。

通院・検査を繰り返す内に心臓肥大が判明。
注射・点滴・薬での治療。

しばらく体調がよくなり食欲も出てきたので、通院の間隔を開ける。
薬を飲まなくなってきたので、ピルクラッシャーを買い薬を砕き缶詰に混ぜるが食べない。

薬を止め、定期的に通院に変更。
とにかく色々な缶詰、ドライフード、高栄養サプリを買い、なだめながら食べさせる。
朝はドライフード、夜は缶詰とドライフード、時々猫用ふりかけを掛けて食べさせた。

御飯の時間にはちゃんと所定の位置に来るが、食欲が無くなってくる。
通院の度に体重が減る。

11月3日、食事に来るがほとんど食べない。
11月4日、病院で点滴・注射、缶詰を10ccシリンジで食べさせる。
横たわったままで注射も点滴も全く反応しない。
先生が
「普通ならもっと早く辛いことになっていたでしょうに、本当に頭が下がります。」とおっしゃった。
覚悟をしなくてはいけないのか・・・。

身体が冷たくなっているので、座布団の上に乗せハーフケットを掛けてやる。
時々、寝返りを打っては首を上げこちらを見る。
私が居るのか確認しているようだった。

いよいよ全く動けなくなってきた。
冷たくなった手足をさすってやり「頑張れ」と呟く。
午前5時、相方と交代して少し寝ることにした。
風邪と疲れでヘトヘトだった。

午前8時過ぎ、相方が起こしに来た。
半蔵が虹の橋へ旅立った。
2007年11月5日、享年3歳7ヵ月。

半ちゃん、お疲れさま。
虹の橋のたもとで、かあちゃんを待っててね。


先に逝くのは分かっている。
寿命は人間より遙かに短い。
分かっていても別れは辛い。
何度経験しても慣れるようなものではない。
短い一生を愛されるために一生懸命に生きているもの達に
惜しみなく出来る限りの愛情をそそいであげてください。
別れは突然やってきます。


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