パントラルリーグ

DiaryINDEXpastwill


2001年05月01日(火) 何やってるんだろう。

会社を辞めるのはギリギリで冗談だとしても
「今月中に辞める」と思ってると気が楽です。

正直に言うと 負けた。

※ネタバレ有です。注意。
■■■ギャルゲ記

「シスタープリンセス」

すごく面白いと思っているRPGは
クリア出来ないのに
ギャルゲはどんなにイマイチであっても
全クリしている

何故だろう何故かしら

千影攻略。

ミステリアスで何を考えているのか
わからない少女。らしいです。
ちなみに河原で石を積んでいたのは彼女です。
人の心を読め 魔法の知識に富み 棺桶の中で眠り
薬草とか トカゲの足とか ギロチンとかを こよなく愛する

そんな彼女と一緒に居ると
主人公が何故か人体実験をさせられたり
何故か知らぬ間にテレポートさせられていたり
何故か記憶が飛んでいたり
何故か魔法グッズを買いに行ったり
何故か魔界に行っていたり

色々 起こります。

そしてその先には とてもビックリする事実が待っています。
非常に 予想外です。

行きますよ

千影は魔界のお姫様でした。





わあ びっくりだ

びっくりしすぎて屁が出そうだ

つーか勘弁してけろ


つまらないです凄くつまらないです。
実は彼女には めちゃ注目してたのに。
いえ彼女自体は良いのです。
キャラ的にも確かに一千を画していますし
魔界の姫という設定も練れば面白いはず。

問題は練ってないこと。

千影は魔界の王(千影の父親)に主人公を自分の
永遠のパートナーとして迎える(つまり結婚する)
ことを許してもらいに行くのですが、
主人公はこの時初めて千影が魔界の姫だということを
知ります。
同時に自分の妹ではなかったことを。
千影は説得を試みますが魔王の言葉は

「不合格。」(原文まま)

つーか、不合格て。
めちゃ面白いんですけど。他に言い方はないのですか。

とにかく許してもらえず、連れ去られてしまう千影。
自宅に戻されてた主人公。「どうしよう」

ここ、かなりクライマックスというか、重要なシーンじゃ
ないですか?
自分の妹に対する恋心みたいなのに気付いた。
驚いたことに魔界の姫だった。
自分とは全く異なる世界、決心のつかない自分、
連れ去られた千影、
ふたりはこの先どうなるのか…。

でもね、主人公、あんまり悩んでないというか、
何かさっぱりしてるんですよ。
そりゃあいきなり自分の妹が魔界の姫だなんて知ったら
動揺して考えがまとまらないのかもしれませんが
「びっくりだな…」
くらいしか無いんです、描写が。あと多少の思い出話。
すると、またしても千影が現れて

「OKがもらえた」


どうやらひとりで説得して結婚の許しをもらったらしいのです。
ここは多分喜ぶべきところなのでしょう。
わーい嬉しいなー。

嬉しいなじゃねえよ。


ここはあれでしょう、散々悩んだ主人公が、
それでも千影と一緒に居たいと、ひとりで魔界に乗り込み、
「千影を返せ〜!」みたいな感じで父親から奪い取り、
「見上げた男だ…。 合格。」
みたいな感じで結婚する方がまだ良いのでは???
千影が全てひとりで解決してしまっています。
主人公おいてけぼり。
というかプレイヤーもおいてけぼり。

で、エンディング。

とどめの主人公の台詞。

まいったなぁ…
でも千影とふたりなら大丈夫だよね!



お前は大丈夫じゃないよね。

全てが全然大丈夫じゃないよね。
何一つ解決してないっぽいよね。

冗談じゃないよね。

ああ、何というか…………。

これ、クソゲーなんだね………。