内向的恐妻家の日記

   
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2005年03月02日(水) 徹夜お仕事

こんばんは、こうです。

前回の日記でお伝えした、徹夜業務ですが、何事も起こらず無事に終了させる事が
できました。

今日は、特にネタもない事ですし(いつもないとの噂もありますが)、この時の日記でも
書きいてみたいと思います。


それでは。。。


若い女性と密室に閉じ込められた深夜0時。

ロマンチックな雰囲気になる筈もなく、二人とも黙々とパソコンの前に向かっています。

それにしても、泊り込んでいる部屋は、冷え込みます。

相手の女性は、分厚いどてらを着込んでおり、その格好からもいい雰囲気になりそうも
ない事が予感されます。

そんなこんなで、夜中の3時。

何事も起こらず、思ったよりもずっと早く、やるべき仕事が終わりました。

仕事が終わった瞬間、お互いに顔を見つめあい、労をねぎらう二人。

「お疲れ様でした。」「お疲れ様でした。」

どちらからともなく、かけた言葉が宙に浮かびます。

そして、そのお互いの表情には、疲労にまみれながらも、安堵の表情が浮かんでいました。

ちょっと良い雰囲気かもしれません。ドキドキ。。。

そんな良い雰囲気の中、その女性は、こう言いました。


「この後、どうなされるのですか。」


キターーー!!!(゚∀゚)


もしかしてこれはお誘い。。。

でも、私は妻子持ちの立場。誘惑に負ける私ではありません。


「これから、近場のカプセルホテルにでも泊まりますよ。」

「そうですか。。。」

あきらかに落胆した顔の女性。

私は何度、女性を泣かせれば気が済むのでしょうか。。。


(すみません。。。ここらへんのやりとりには、フィクションというか、私の願望が
 多分に含まれています)


まあ、要は、3時頃に私は仕事を終え、女性を1人残し、夜の町に繰り出したんです。

今から、カプセルホテル探すのも面倒だな、、、と思いながらとぼとぼと町をさまよって
いたのですが、ふと良い方法を思い出しました。

そうです。この近くには、実家がありました。

深夜タクシーに乗って、わずか千数百円で実家に辿り着くと、未だ返していない鍵で
家の中に侵入し、こたつへともぐりこみました。
(一応、両親の携帯に、泊まる事のメールは入れました)

そして、私は、いつのまにか眠りの世界へと誘われていきました。。。

そして朝です。

出勤時間となった父親が二階から降りてき、私を見つけました。


「おおっ。帰ってたのか。。。」

「ああ。すまないね、突然。。。」


眠りの世界に足を半分つっこんだまま、顔もあげずに私はそう答えました。


「でも、こう。」

「ん?」

「お前。家庭で何したんだ?」

「えっ。。。」


何故、そんな事を言われたのか、最初は分からなかった私。。。

すぐさま真意を理解しました。


「違〜う!!、追い出されたんじゃないって。
 仕事!!仕事!!」


「ああ。ごめん。ごめん。」


それにしても、久々に実家に帰った私を見て、家庭不和を疑われた私。

普段からそんなに、私の家庭は砂上の城に見えるのでしょうか。。。


まあ、私が恐妻家なのは遺伝ですよ遺伝。お父さま。





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