内向的恐妻家の日記

   
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2003年12月21日(日) 留学

こんばんは、こうです。

土曜日につれが忘年会に行ったり、さらに次の日、つれがずっと寝ていたりと、まるで
週末だけ役割が逆になる生活を送って長いですが、まあいつもの事なので、違う事を
日記に書いてみます。


それは、金曜日の昼休み、会社での出来事です。

私の席には、割と気が合う独身の後輩(男)がいるのですが、いつものように
2人で並んでコンビニ弁当を食べていました。

その後ろに、珍しく部長がやってきたのです。


「ちょっと聞いてもらいたい話があるんだけど、いいかな。」

「はい。なんでしょう。」


私と後輩は、弁当を食べ休め、後ろを振り返りました。


「他の部署でサンフランシスコで勉強している部隊がいるんだけど、
 うちからも人を出したいと思っているんだよ。」


「えっ。」


その他、部長の話を列挙すると、

 ・サンフランシスコで最新の技術の勉強をしている人がいて、
  それを一緒に勉強してこい。
 ・期間は最低でも、1年間。
 ・うちの会社に現地法人とかはないので、提携会社のオフィスで
  アメリカ人と一緒に働きながら勉強してもらう。

等との事でした。

私はこの話を聞いた瞬間、、、


行きたい!!


と思ったのですが、次の瞬間、頭の中に浮かんだのは、つれと子供の顔でした。


「まあ、期間が長いから、できれば独身の人がいいんだけどな。」


部長もそう言って、私ではなく、後輩の顔色を伺っています。

ですが、後輩ははっきり表情にでるぐらい拒否の反応を示しています。
(実は彼女持ちなんで、それででしょう。。。)

部長はその表情を見て、次に私に振りました。


「もちろん、家族が許すなら、単身赴任でこう君でもいいんだけどね。」


ううっ。。。


「いや〜、ほんと。独身だったら是非行かせてもらいたいんですけどね。。。」

「まあ、きみんところは、奥さんが強いから。」


余計なお世話です。。。 当たってますけど。。。


そんな感じで、結局最後まで後輩は首を縦に振る事無く、部長は自席に
戻って行きました。

でも、私は内向的性格ですけど、ほんとこの話はうらやましいです。

会社のお金で勉強させてもらい、また1年もアメリカに入れば、英語も
しゃべれるようになって帰ってこれるでしょう。

また、アメリカンなガールフレンド(オヤジ言葉)も沢山できるかもしれません。

最初は大変かも知れませんが、チャレンジする価値のある話だと思います。



まあ、男はある意味、家庭を持った瞬間に夢を諦めなくてはいけないのです。

それに気付くのも家庭を持ってからなんですよね。

ほんと独身のうちは、多少無茶してでも、冒険した方がよいですよ。

(特に、隣席の後輩君!!)



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