野球。
残念ながら、私は子供の頃から全然やってこなかった。 でもまぁ、キャッチボールとか結構好きです。
それはともかく、 私程度に野球を知らない人間でも 4番バッターという言葉は知っている。 簡単に言ってしまえば チームで一番打てる人、程度の認識だけれど。
さて、この4番バッター。 何で4番に一番打てる人を据えるのか。
子供ながらに、疑問に思った私は 誰だったかに、聞いた記憶がある。
その回答は 「1,2,3番の人が塁にいるとして 4番の人がホームランを打てば一番点数が入るから」 とか、細かい内容は忘れたが、そんな話だった気がする。 確かに、全員が出塁すれば 一番おいしい満塁の状況に4番が登場し その4番が一番点数に絡むことができるのであれば 実に理にかなっている。
というわけで、子供の私は何を疑うこともなく その言葉を信じていただけです。
その認識のまま、漠然とこの年になったわけですが 今改めて考えると、あの話っておかしいよね、と。
仮に1番の人が1塁に出塁したら、次のバッターの人って バントして1塁から2塁に送るじゃないですか。 つまり1番から3番できっちり満塁になるケースは少ない。 ……たぶん。
じゃ、ほかに何の理由があるのかな、と考えてみると 4番に回る、ということは誰かが塁にいる事、と同義。 3アウトだったら4番に回らないし 誰か一人でも塁にいれば、4番に回る。 その状況でチームで一番打てる人、に回るというのは なるほど、これも一理あるのではないか。
しかし。 あくまで、素人の私が考えての理屈。 実際にはその状況は試合開始の直後だけで 試合が中盤に入ってしまえば 回のはじめに1番からスタートというケースは 必ずしも多いものではない……と、思う。
打席数だけ考えれば、単純に 一番が一番多く回ってくる可能性があるのだから。
つまり、プロの方々の戦略において もっと深い理由が四番には込められているのでは無かろうか、と。 単純に四番バッターという言葉でみているが なぜ四番バッターが一番なのか、という理由については あまり知らないなぁ、と感じた今日一日。
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