スターウォーズがやっていた。 飛び飛びだけど、エピソード1、4、6を見た。 それだけしか見てないけれど 現在の所あまり好きな映画とも言えない。
敵役が、あからさまに悪というイメージが強いというのが一点。 水戸黄門なんて勧善懲悪だけど好きだから それだけが原因じゃないけれど。
実際には完全な悪とか完全な正義は存在しない。 例えば普遍的に悪だと思われるテロ行為だって 彼らは無意味に行っているわけじゃない。 自爆テロなんてなおのこと。 ただ、主張するための行為として テロが間違っているというだけで。
娯楽である以上、現実に即したものにする必要は無いのだけど。 ただ、敵役にも感情移入できると 展開にのめりこめるかなって。
作品における悪を書くのは結構簡単なのかもしれない。 自分のために悪いとされる事をする人を敵にすれば良い。 最近の時事でいうなら道路公団の天下りに関する事。 OBに情報を流したり、企業を優遇するのは 自分が天下った時の事を考えてのこと。 第三者から見れば、彼らを豊かにするために 税金を払っているわけでもないので ただの犯罪でしかないのだから完全な悪である。 当人にしてみれば今後ゆとりをもった 生活をしていくための手段だし その立場になってみれば分からなくも無いけれど。
こういう立場の人間を書けば 共感させることは難しいかも知れないが 現実問題として良くあるケース。
戦争に関係する作品を書くとき 難しいことが何かと考えてみると それはきっと登場人物の『犬死』ではあるまいか。
どうにも、鉄砲の弾1発で死んでしまうのが人というもの。 崩れた壁につぶされても あるいはその後救出されても ショックで亡くなる人もいるくらい、脆い。
脆いだけに、その人が背負っている歴史を無視して あっさり死んでいくのが戦争。
作品で言うならば、登場人物の背景は 作者(映画なら監督でもいいけど)が作り上げていく。 色々積み上げたものを、無意味に崩さなければならない。 それが戦争。
だから登場人物に愛着をもって書いていれば それだけ戦争の本当の辛さを書くことが難しくなると思うわけで……。
戦争を美化しないのであれば過酷に書くべきだし 過酷に書くには登場人物が残酷に死ななければならない。 そして登場人物は自分の生み出した生き物達。
こうやって考えてみると 興味本位で書いたりしたくなるようなものじゃないのかもしれない。 戦争に関わる作品というものは。
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