セミや鳥が鳴き、木々の葉を透過した光が降り注ぐ。 光を受けた葉は美しく、陰となる葉もまた、美しい。
……だめだ。
学校で、のんびりと上を見上げるとすんごい綺麗だったんですよ。葉。
陰になってる部分と、日が当たって新緑のように綺麗な緑。 そのコントラストがなんとも。
それを伝えようとして、何が良いのか。 絵と言うのはひとつの媒体だろうがそのものじゃない。 写真は実物に近いが、何かが足りない。 これらは音も聞こえない。
文章という媒体。 読者の想像力に依るところがおおきいが。
ふと思ったところで、背景描写(ここでは文章での)をする場合、 なるべく克明に書くことが望まれるのだろうか?
綺麗だと伝えるのに、あまり多くの言葉を並べるとくどくなる。 かといって少なすぎる言葉では表現しきれない。 想像させるのか、想像を掻き立てるのか。
少なくとも俺程度の語彙、表現力じゃ 綺麗な風景を表すことができないことが分かってします。
己の無力が恨めしい。
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