想
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学生のときから友達だったはずの女の子を嫌いになった。大嫌いになった。
もしかしたら、そのきっかけは、第三者から見たら些細なことかもしれない。 だけど、あたしにはそれが許せなかった。 恐ろしいほどの怒りが湧いてきて、ふつう友達には抱かないような感情を抱いた。 敢えて言葉にするなら、決定的な拒絶のようなもの。
彼女自身は、自分が肯定的な変化を遂げたと思っているかもしれない、 その変化によって、あたしは彼女のことが苦手になった。嫌いになった。
独特の純粋さを持った人で、その点においては尊敬さえしていた。 けれど、その純粋さも、感性も、結局は自分に害がないからこそ認められるものだったのだと思う。
そういう風に考えていくと、彼女に非があるとは言えないかもしれない。 単に、変化を受け入れられなかったあたしのキャパシティの問題だとも言える。 だから、彼女への嫌悪感はきっとあたし自身への嫌悪感でもあり、こんなふうに自分を嫌悪させる彼女がもっと憎たらしくなっていく。 ……なんだか見たことあるような構図。早く抜け出したい。
必要以上に気を遣うのをやめることと、無神経な振る舞いをすることとの間には、結構大きな差があるんじゃない?と言いたい。 で、人の振り見てようやくわが身を省みる。日頃、それはもう無神経に生きている自分がいる。
人目に不満をさらす前に自分を正さなきゃいけないのは百も承知なんだけど、そこまで人間ができていないから、 えーい、謝っちゃえ。ごめんなさい。
*** たとえば高校時代からの友人達に対してなら、こんなことはないのかもしれない。 なんて、ついついフォローを入れてみたりして。
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