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2003年09月17日(水)  ごちゃごちゃ

先日の日記にも書いた、乙一(おついち)という作家さんの短編集。
『平面いぬ。』だけでなく、他の3篇の収録作品も読んだ。
初めに抱いた感想は台風15号を以って消し去りたいと思う。
天才という評も意外と的を射ているかもしれない。

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いまは、ポール・オースターというアメリカ人が書いた、
『ムーン・パレス』(新潮文庫の)を読んでいる。
日本翻訳大賞受賞作品。
まだ6分の1も読んでいないので、ちゃんとした感想は後日。

・・・言葉たちは 僕の中に まだ眠っているのだろうか。


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都会の空。

狭くて、汚くて、と言われてしまえば返す言葉もない。
確かに、ちょっと田舎のちょっと広い空を見ただけでも、
つくば市近辺で観られる星の数にさえ、多少の感動を禁じ得ないが。

それでも、都会の空だって、見上げれば必ずそこにある空なのだ。

建物の群れに囲まれた小さな空を見上げるのは、密かな愉しみ。
少し地上を離れれば、ビルの上に広がる空が不思議な解放感を与えてくれる。
ある意味では、ひねくれた楽しみ方なのかも知れないけれど。


真 |MAIL