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2003年08月09日(土)  想い出旅行

部屋に巧妙に積まれているダンボールの山の一角に手をつけた。
1箱の中には、小・中学校時代のノートやら教科書やらが詰め込まれていて、
道徳とか進路とか、そういう科目のワーク的なものも混じっていた。

中学時代の悩み、
「悩みが多いこと」。
ふざけすぎ。あるいは、当時は真剣だったのかも。

自分がなりたかったものとか、そんなのもいろいろ書いてあって、
まったく記憶にないことでも、見ているだけでとても懐かしい。


中学のときの合唱曲のプリントなんかもまとまって出てきて、
すっかり忘れていたメロディーを、歌詞を頼りに思い出したり。

すごく好きな曲があった。思い出せて嬉しかった。
歌詞の内容と、曲調の、どちらも好きだった。
合唱曲にありがちな、若すぎる歌詞にもかかわらず。
今の自分にも、あの頃の自分と少しも変わらないところがある。
変わったところはもちろん多い。けれど、何か、底のほうに残っていくもの。


ピアノが弾けるようになりたいと思った。
ギターをまた始めようかと思った。
時間は、今しか、ないのかもしれないから。


真 |MAIL