想
目次|過去|未来
早寝早起き生活だったので、 ひさしぶりに意識をもって午前1時を迎えている。
たぶん、ねむくてしかたがない・ ・・。
雨が降り出した。 降り始めたのがわかるような雨。 ポツリ、と来て、 ポツ、ポツ、パタパタパタ、 気づいたら、さらさらと言うよりざぁざぁと。
あめは、ばいくが ぬれてしまうので すこし かなしい。
あめは、やむことが わかっている ので、かなしい けど、そんなに かなしくない。
天からただただ落ちてくる水は、 都会の、滲み込むことのできない地面を哀しく思わないだろうけれど、 僕は少し哀しく想います。自分がそんな街で育ったのだということ。 僕が流す涙は雨と同じようにいつのまにかどこかに流れていくけれど、 きっと涙は哀しくないのでしょう。哀しいのは僕なのだから。 涙はあたたかくて、 それだけなら、哀しいやさびしいのイメージはないのに、 あたたかいだけの気持ちのときよりはぐちゃぐちゃな気持ちのときに、 やけにあたたかく流れてくるから、 余計に哀しくなってしまうのだけれど。
いろいろなことが、ことばが、 頭の中で生まれては通り過ぎて、 テレビから流れてくる他人の言葉もいつもより遠く感じる。
さっき、その箱の中で、 誰かがこちらに背中を向けながら 何か印象的なことを言っていたのだけれど もう思い出せない・・・
たぶんねむいのだとおもい ます・ ・ ・。
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