-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 帰還ラッシュ


昨晩はR子とショーゴ、3人で韓国鍋を食べ
そのままオアシスに宿泊。
「なんだか小奇麗になったね」と言われる。
うるさい、NYでは好きで汚い格好をしてたんじゃない!
その反動で、今日は少しお洒落してみたくなったのは確かだが。

NYで撮り溜めた写真2000枚以上をショーゴがCDに焼いてくれたのでそれをマッタリ見ながら注釈をいれていく。
それからオイラはNYの日記を書く。
R子はせっせと宿題に精を出す。
一見すると机に向かって勉強家っぽいが
お互い気が散って、やっぱり無駄話大会となる。
つっても、平和問題についてや養子問題についてなどけっこうマジ話っぽい内容。こういうので熱くなるR子は可愛いが、面構えは不敵だ。

明けて翌朝、
まだ【お疲れ休日】中なので、トロントの友達にも
直接「帰ってきたよ」と電話もしていない。
よって、掛かってくる電話も一切取らず。
もうちょっと待ってよ、明日にはギア入れるからさ(笑)

そうは言いつつも、一応お世話になってるBitsのカズさんのところへ顔をだす。
そしていつも通り長いミーティングになった。

その後、Markhamの【BEGUILING】に寄って
カレンダーの在庫を引き取る。
今回は6部ほどしか売れなかったが
あの値段($25)からしたら「よく売れた(オーナー)」方だそうだ。
中でも熱心にオイラの事を聞いてきたお客さんがいたそうで
「ポストカードとか出さないか?」とオーナーからオファーを受ける。
続いて、来年にブックフェアを開催予定だから
その時期に間に合うように、何か本や、ポスター、グッズを作って
出品するように勧められる。
そのフェアには、日本からカリスマ【水野純子】や
天才【日野日出志】を呼ぶそうで、ちょっと興味をそそられる。
マネージャーのクリスって奴も出てきて
その話の輪に入ると、「もしかしてTokyo Dollをオーナガイズしてた?」
と聞かれ、YESと答えると「探してたんだよ〜!」とハグされる。
ああやって日本からガンガン アーティストを呼んだり
一体誰がやってるんだ!?と思っていたらしい。
そこで日本人アーティストの招聘について
色々とアドバイスを求められ、帰るに帰れなくなる。
う〜ん、ツライ。
後で資料を郵送するように頼んで、その場を去る(笑)

オアシスに戻ってR子とパスタを作って食べた。
NYでは一度もパスタを食べられなかったので
軽い禁断症状に似た【パスタ欲】を満たす。
それから映画【Motorcycle Diaries】を観に行こうとしたが
あいにく夕方の回ではR子が授業に遅刻してしまうので、見送り。
仕方なくブラブラと街へ出ることにした。

まず漫画喫茶【Mitz】へ行って
KABAちゃんが出たと言う【なるほどザワールド】を借りる。
それからHMVにて【上原ひろみ】の1st、【Love Actually】DVDを購入。
みさきちゃんの働いてるコーヒーショップへ行って
タダでコーヒーをもらう。
R子はホイップクリームたっぷりの甘いヤツを注文したら
余りにもホイップが大盛りで、洪水、テーブルが酷いことに。
それを「何やってんだよぉ」と言っていたオイラも
コーヒーの蓋が開いてて、思いっきりこぼす。
ズボンびしょ濡れ。
俺ら2人、何やってんでしょう?
激しく迷惑者でした。

R子を駅で見送って、自宅に帰るとサエコがちょうど帰宅。
そう、ヤツもNYからの帰還です。
それから数十分後、隣人のアツシも2ヶ月の旅から帰還。
なんだよ、帰還ラッシュだな今夜は。
タイ料理をデリバリーでとって、食い終わったころ
今度は漫才師ノブ・モーリーが現れる。
太宰治の【走れメロス】を読んで、メッチャ笑ったという。
それを身振り手振りで解説を受け、オイラもメッチャ笑う。
何だかおかしいぜ、今夜のアパートのテンションは。

2005年01月12日(水)
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