-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 オリンピック効果

アテネ五輪、相当釘付けになって観てます。
こっちのTV事情が最悪なので
柔道やサッカーは当然放送されませんでしたが・・。
それでも水泳と体操は、フルで見ることができました。
日本のメダル・ラッシュに興奮し、
あたかも自分が獲ったかのように
友達に「日本、金4個だぜ!」と自慢しています。

わたくし、恥ずかしながら
この歳になって、ようやくアスリート達の心境とか
プレッシャーの重さを想像できるようになりました。
もちろん、成ったことがないので「想像」に過ぎないけど。
少しだけ、
「自分にもわかる」部分が出てきた気がするんです。

あのー、
誰も人にやらされて特訓とかしてないんですよね。
自ら、進んで人よりハードな特訓を課してきた
結果の積み重ねなんです。
社会に置き換えてみると、どれだけの人が
自分にストイックに向き合えているんだろう?と
疑問に思うことがあります。
だから、五輪の選手達を見ると
「どれだけ自分と向き合ってきた人達なんだろう」と、
素直に尊敬してしまえるんです。

同じような理由で、大リーグの松井とイチロー達の
動向も気になるようになりました。
奴らもやっぱり並の努力じゃないですよね。
一年、二年の努力じゃない
何十年と、それを繰り返してきたから今がある。
本当に、自分も見習わなければと思う。
アートには五輪や大リーグのような
大舞台や、分かりやすい図式は無いけれど
気持ちだけは
そういった世界レベルで戦ってる人達と
同じに持っていきたいですね。

オリンピックを観る行為とは、
自分自身に「お前、もっと頑張れよ」と
自覚を促すメディテーションのようなものだ。
もっと観て、
もっとそれを吸収したいから
毎朝、毎晩観ているのかもしれない。


2004年08月16日(月)
初日 最新 目次 MAIL HOME