-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 ノー・モア・ヒロシマ

エドモントンのアート機関紙から取材の申し込み。
急だったが、たまたま午前中は空いてたので
受けることにした。
ライター、カメラマンはトロントの外注で
こっちに来てもらって撮影、インタビューに応じた。
「何でオイラなの?」と思ったが、
テーマが【フィギュラティヴ(人物)画の復権】
というので、何となく納得(!?)
2時間ほどで終了。













夜7時、市庁舎前の広場にて
【広島デー】という原爆追放・追悼集会があった。
【WaiWaiWide】のユキさんからお誘いを受けていたので
トロント5年目にして、初めて出席。
日本人少なっ!と思って、シド池田に聞いたら
「今年が一番多いくらいだよ」と言われた。
去年なんて、ほんの数人しか日本人が出席しなかったとか。

トロント市長のデヴィッド・ミラーは
出席を直前になってキャンセルしたと言うし、
日本総領事館からは一人も出席せず、
まことに切ない集会だった。

切ないのは、それだけじゃない。
トロントで【広島デー】を始めたのは
もともと日本人かもしれないが
壇上に上がり、原爆を追悼、追放しようと旗を振ってるのは
ほとんどカナダ人だったと言うことだ。
被爆国である日本の国民は無関心なのに
カナディアンは熱く、きっぱりと
「ノー・モア・ヒロシマ!」
と弁をふるっていた。
これは日本人が言わなくて誰が言う!?
というセリフだろう。

最後は灯篭流し。
トロントで、まさかこんな光景を見るとは思わなかった。
黙祷・・・。

一旦、家に帰ってから
近所のライブハウスへ。
最近、トロントで頑張っている日本人バンド
【Frog Pilot】のライブ。
観る度に「課題が多いバンドだな」と思うけど
着実にお客さんを掴んでるみたい。
課題が多いからこそ、3年、4年後が楽しみだな、と
思うのだけれど。

2004年08月06日(金)
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