-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 お返し

パーティーで使った機材を返却するために
急遽レンタカーを手配。
午前中にピックアップして、一度自宅へ戻ったら
道の反対側にいるRafiを発見。
手にはスーツケース。
必死にタクシーを捕まえようとしている。
「Yo, Man!」
気付いたRafiが走ってくる。
「何やってんの?もう日本へ出発する時間じゃないの?」
「今、そこのフライトセンターで航空券を受け取ったんだよ」
「間に合うの?」
「今行けばギリギリかな・・・」
とりあえず機材の返却は後回しにして、
こいつを空港まで送り届けることにした。
「昨日は俺が機材のことで命を救われたけど
今日は俺が救ったな」
「世の中、うまくできてるもんだ!」

無事にRafiを空港まで送り、
ダウンタウンに戻って
日方くんと待ち合わせ。
2人で後片付けをした。
Gladstoneで、昨日居なかったJerryに遭う。
「ほんとアンタにはやられたよ。
ドラムもアンプも何も無かったじゃないか!」
と文句を言う。
色々と言い訳をしていたが、もう後の祭りだ。
その代わり、バーのマネージャーPennyから
昨日のパーティーで、酒の売り上げがとっても良かったから
次やるときはキャッシュ・バックするとの申し出があった。
今くれよ、今!
でも、まぁ嬉しいけど。それはそれで。

楽器屋2軒と、ウチに寄って荷物を降ろす。
それからBitsのオフィスへ顔を出す。
カズから「昨日はありがとう」と言われる。
素直に言われるとテレくさい。

それからワイワイ・ガヤガヤと
写真を見たり、失敗談で盛り上がったり
結局、夜までオフィスにいた。
せっかく車があるので、スタッフ5人と
トロント郊外にあるラーメン屋【Kenzo Ramen】へ繰り出す。
ここ2日、ろくに食べてなかったので
胃が縮小してて、全部食べきれなかった。



2004年05月25日(火)
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