-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 早起きは三文の得。だろうか

普段だったら午前中は寝てるけど
今日は珍しく7時起床。
っつーか、ほとんど寝れずに諦めて起きたんだけど。
そんな早朝(?)にいきなり電話が鳴った。
取ると、某弁護士さんからのTEL。
何だ?強制送還されるのか!?
と、一瞬身構える。
だいたい朝一の電話なんて緊急か
何か大変な事態、って感じするでしょ?

「カフェの壁に絵を描いてくれませんか?」

えぇ〜!?
飛び道具のような、その言葉に対応できず
もう一度弁護士さんの名前を聞き返す。

「あの〜、○○さんですよね??」
「そうです。元気ですか?」

やはり某弁護士さんに間違いはなく
淡々と用件のみを続ける。
とりあえずメモに殴り書きをして
後で読み返すと

知り合いのレストラン
改装
カフェをはじめる
場所はMarkham
俺の絵のファン
壁に絵を描いてほしい
一度下見にいく
車無い
弁護士さんが乗せてってくれる

という事らしい。
確か電話で「OKです、やります!」と
答えた記憶がある・・・
やるのか?俺。
やれるのか?
壁に絵って、いくらもらえばいいんだ?
画材は何で描く?

タバコを一服して
頭が覚醒してきたところで再度電話を掛けなおす。
とりあえず見てみなきゃ話にならん。
下見に行く日時を決める。
しまった、見るまでOKするべきじゃなかった・・・
後の祭りです。
頭ん中でサルがダンスしてます。


2004年04月23日(金)
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