-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 スライド撮影

朝7時に作品が完成した。
何とか間に合ったので、2時間ほど仮眠。
起きてから、スタジオの家具をほとんど外へ出して
カラッポにし、撮影に備える。
10時にカメラマンのYuukoが来て
部屋を撮影用にセッティング。
こうやって見ると、家具のないスタジオは結構広い。

今日のは、作品をスライドにする為なんだけど、
ギャラリーやコンペに応募する時には、これが絶対必要。
だから、作品が溜まると定期的に
スライドを撮り増しないといけないんだ。
もちろん、カメラで自分で撮ることも可能だけど、
機材やライティングのテクニックなど、
プロとアマの差が歴然。
作品を実際に見せるのでなく、全てはこのスライドで
判断されるので、やっぱりクオリティにはこだわりたい。
カメラマンのYuukoとは旧知の仲なので、
何かあれば必ず彼女にお願いする、
云わば【お抱えカメラマン】なのだ。








順調に撮影が進んで、5時間で10枚の絵が撮れた。
機材を借してくれたYuukoの師匠
写真家Sのところへ、機材を返却に行くというので
俺も挨拶しようと思って、同行。
Sさんのスタジオは、今日は撮影無いと見れて、
のんびりムードだった。
スタジオで使うコンピューターをMacのG5に
総入れ替えにしたとかで、アップルの空き箱が
あちこちに積み上げられてた。
たぶん、総額ウン百万の経費だろうけど、
Sさんは「機材に金は惜しまない!」と言い切ってて
俺もいつか、あんなセリフを言えたらなぁ、と思う(笑)
それにも増して羨ましいのが、
社員全員連れてのジャマイカ旅行。
旅費も滞在費も小遣いも全部Sさん持ち。
この人、親分だなぁ〜と
つくづく思う。


2004年02月23日(月)
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