-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 人の価値ってどこで決まるんだろう?

近頃【Bits】のミーティングなどに参加して思うんだけど、
人の価値ってどこで決まるんだろう?と。
「あいつ、いい仕事するね」って、よく聞くけど
皆はどこを指して「いい仕事」と言ってるのか。
たぶん、10人いれば微妙にズレがあると思うんだけど。

人の価値=結果が全てではないことは分かってる。
ミーティングでは全く発言しないで、チームの和を乱すけど、
デザインやらせたら文句の付けようが無いとか、
営業で広告が取れないけど、その人がいることで
チームが一丸となれる雰囲気を作る人とか。

たぶん
経営者から見ると、結果の出ない人間より
利益を生み出す人間がいいに決まってる。
でも、部外者から見ると
「あいつ、仕事は出来ないけど、
チームの潤滑油としては一級品だな。」
とか、人間味のほうを評価しちゃったりする。

じゃあ、仕事が出来ないからといって、
一級の潤滑油をクビにするのはもったいない。
結論言っちゃうと、どっちも必要なんだよね。
やっぱり【人材】と言うくらいだから、
会社の資材であることは間違いない。
大切なのは、
良い部分をどれだけ伸ばしてあげるかだと思う。
それには、上に立つ人間が目利きでなければ
ダメだとも思う。
部下が放った、快心のショットを「すげぇぞ、おメエさん!」
と、いちいち気づいてあげないと。

本題に戻ると、人の価値って
やっぱり人に必要とされることと同義語じゃないかと。
結果だけじゃなくても、何かを求められる人、
それが人の価値じゃないかと思うんだ。

「私は社会から必要とされてない人間だ」
とか言い出す奴が必ずいるけど、
世捨て人でもない限り、皆だれかと繋がっている。
繋がっているということは、
少なくともアンタを必要としてる人がいる。
価値っていうのはイコール結果じゃないことだけは
確かなようだ。

2004年02月19日(木)
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