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■ 文化に合ったサイズ
昨晩は大変だった。 俺よりも慎也さんの方が大変だったはず。 本当なら、 今日も同じトラックで自分の引越しをするはずだった。 朝イチでレンタカー会社に文句を言い、 料金をタダにしてもらって、別の車を借りたらしい。
で、俺も引越しをお手伝い。
一軒家を買ったんだよね。 うらやますぃ〜! 子供ももうすぐ生まれるので、 Wうらやますぃ〜!ですよ。
こっちでは、 家を借りたり買ったりすると 壁の塗り替えや配線など 自分の手で改装工事をする人が多い。 慎也さんも例に漏れず、 せっせと新居作りに励んでいる。 俺も引っ越す度に 新しい工具を買ったり、 新しいことに挑戦しているので、 そのうち本気で家一軒くらい建てれるようになるかも?
こういうのって、 日本にいたら決してやらなかっただろうな。 改装ダメなところばっかりだし、 「気分転換に壁の色を変えてみよう!」 なんてのも無理。 工具箱すら持ってなかった気もする。 今さらながら、日本の住宅事情って悪いと思う。
こっちの建物って、平均して日本より天井が高いので 描く絵のサイズもどんどんデカくなっている。 やっぱ、その辺は文化なのかなぁ? こっちで描いてる絵をそのまま日本に持っていったら、 「デカすぎるかな」と思うだろうけど、 ここだったら、全然普通に見えるんだもん。 逆に、小さい部屋だったら 作品もどんどん小さくなっていく気がする。 それぞれの文化に合ったサイズってあるんだね。
そう考えると、 日本の美術館のサイズはおかしい。 だって、天井の高さは欧米並みなのに、 制作するアーティストの自宅は日本規格なんだから。 小さい部屋で 無理矢理大きな絵を描かなきゃならない。 それって不自然です。 いっそここと、 日本の美術館の天井は、 日本家屋を基準に高さを考えた方が良いんじゃないだろうか?
2004年02月02日(月)
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