-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 How do you feel John?

先日のNYテロ事件の余波も和らいできたトロントであるが、TVは未だにそれ一色でついつい見続けてしまう。空港の全面閉鎖も一部を除いて運行を開始したのだが、旅行で訪れていた観光客の大部分はそのまま足止めを食っているようだ。

世論的には「何らかの報復を望むアメリカ人」が多いのは確かだし、このまま犯行グループ逮捕、裁判で終わるとも思えないが、戦争や武力行使に至らないことを願ってしまう。「アメリカが攻撃されただけでなく、自由そのものが攻撃されたのだ」とBushは言ったが、彼がプレジデントになってからは、確かに強硬な政策を打ち出してきたところもあり、諸外国からの反発もある程度予測できたはずだ。

ジョン・レノンはニューヨークに移り住むにあたり「この街では、僕は外を歩けるんだ。サインをねだられたり、声を掛けられたりはするけど、それでも外を歩く事ができるんだ。こんなに自由で素敵なことはない。ニューヨークは大好きだ。」と語ったが、そのニューヨークの自宅前で彼は撃たれたのだ。僕は今回の事件で、またジョンが撃たれたと感じた。

「イマジン」も「Give Peace A Chance」も奴らには伝わっていないのだ。

2001年09月14日(金)
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