-A VAGRANT LIFE IN NEW YORK-
飯沼省



 表現者として

またまた久々の更新です。はっきり言って日記じゃなくなってきた(汗)とにかく忙しくしてるのは確かです。

前回書いたように、9月4日のPeter Panへ向けて5作中2作が完成しました。最新作は「Beautiful Regret」というタイトルで、制作時間わずか5時間にして現在のところ最も気に入った作品に仕上がった。

構図は前から頭にあったんだけど、下書きナシで一気に描き上げたので多少荒々しい画面になった。そこを狙ったとこもあるんだけど、予想よりも良い仕上がりに満足。

最近、画家のクリムトの回顧展がオタワで開かれてて、街中でポスターを見かける機会が多くて少なからず影響された気もする。
彼の描く女性の雰囲気は、どれも狂気を内包していて臭いを感じさせる。装飾がかった背景の処理の仕方といい、女性の目の強さといい素晴らしい。

俺の絵のスタイルも徐々に変化しているのは自分でも気付くが、売れる売れないは別にして感情をそのまま紙に乗せられるようになりたいものだ。
ちょうど音楽をやっていた頃はそれに近い感覚を得たこともある。絵と音楽では表現の仕方は違うが、感情を表現できたものはきっと人に訴える力を持つものだと思う。

そういう良質なものが少なくなりつつある昨今。音楽や芸術が消費文化になりつつあるのは表現する側にも責任があるのではないか?

2001年08月25日(土)
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