ユキマークブック。...ゆき

 

 

Go!

うす皮饅頭。 - 2001年07月15日(日)

今日、ご結婚された先輩の新居に遊びに行った帰り
名駅へ向かう地下鉄の中で
どこからか
「みぃ」という小さな声。

先輩が「・・・猫?」と首を傾げる方向には
『うす皮饅頭』と書かれた紙袋を下げている男のひと。
前に立っているおばちゃんが袋を覗きこんで
「かわいいわねえ」と言っている。

私 「かわいい・・・かわいいうす皮饅頭」
先輩「しかも鳴く」
私 「かわいくて鳴くうす皮饅頭。見たいー、見たいー」
先輩「うーん、でも、あのおばちゃんみたいにはしたくないなあ」

おばちゃんは更に話しかけている。
男のひとはちょっと迷惑そう・・・。
「小さいのねえ!」

私 「かわいくて小さいうす皮饅頭・・・」
先輩「だから違うって」

そんなことを言いつつ名駅で降りると
ちょうどホームで隣り合わせになり、
袋の中を見ることができました。
ほんとに小さい、アメリカンショートヘア風味の子猫が
伸び上がって周りを見ようとしていました。

もう少しで、袋から飛び出しそうな伸び上がり方。
(先輩に言わせると『溢れ出さんばかりの』)

私 「もう、あの子の名前はうす皮饅頭で決まりですね」
先輩「ええええええ。賛同できかねる・・・」
私 「なんでですかー。かわいいじゃないですかー。
   『おいで、うす皮饅頭』『みい』
   『ご飯だよ、うす皮饅頭』『みい』」
先輩「・・・・・・うーん」

いやいや絶対かわいいって!
私、いつか猫を飼うことがあったら
『うす皮饅頭』にしてもいいなと思いましたもん!


...

Back!



 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home