今年は世界各所に「ハッピー」をばら撒くことに成功した私です。 というか、裏方に徹した感が否めません。 いろんな人にいろんな贈り物を贈った後は、クリスマス当日なのに既に「祭りのあと」状態。 ジャッキーに贈ったクリスマスプレゼントは「もういいですからー!」というくらい 心の限りのお礼のコトバが来るメール来るメールに書かれていたし、 ポーラは「イギリス寒いのでマフラー助かります!」とか「娘も喜んでる♪」とか 贈ったものひとつひとつにコメントをくれました。 こんなに様々な喜びの表現があるのだな。と勉強になるほど、充分に伝わる感謝の気持ち。 日本のお友達も長いメールをくれたり、メッセでいろいろお話してくれたり 何度も何度もプレゼントを見直しては、見たことが無いほどの満面の笑みを見せてくれたり 自分の日記で紹介してくれたりしました。 やっぱり、自分が選んだプレゼントが気に入ってもらえると嬉しいもの。 けれど。。。 そんな気分はクリスマスまでのお話。 本番はなんとなく盛り上がりにいまいち欠けている感じです。
毎年、浮かれて「今年はここに行こうかな♪」なんてクリスマスディナーを予約したりするのですが 今年は一件、奥沢のフレンチレストランへ相棒から電話をしてもらって 「予約はいっぱいです」のお言葉を頂いてからは、まぢめに探したりしていませんでした。 だって、もう疲れちゃったんだもーん。 11月の半ばくらいから、お店決めてさー、12月のアタマに電話したら「予約いっぱい」とか 言われちゃうんだょ?12月の末のことなんか、わからないよー。 もしかしたら、大事なお仕事の打ち合わせが入っちゃうかもしれないよ? そこまでして、一生懸命頑張って過ごすクリスマスってなんなのよ。 段々、いじけモードに入ってきて、そのうち「私が頑張らないクリスマスをみせていただきましょう。」 などと相棒に押し付けてやったら、とうとう何も決まらないまま当日。 だと思ったけどな!相棒が何か企画してくれるとは小指の先ほども思っていなかったけど。 コンソメリゾット作って、ケンタッキー食べて終ったよ。 人生の中で一番じみーなクリスマスだったょ。今日もケーキなし。
夜中、ジェネジャン!見ていたら、今日のテーマは「いのち」でした。 後半、余命宣告を受けたガン患者であるフリーライター奥山貴宏さんが出演されていました。 もう、ボロ泣きでしたね。 なんか、死にゆくひとが何を考え、何を感じ、何を思うかすごくリアルに感じました。 奥山さんのことが可哀想だからとかではなく、 「今は忘れないと言っていても、これから、お正月の特番があって、新しいゲームが発売されて、 携帯電話の新機種が出て、そんな楽しい事がいっぱいあれば、オレのことなんか忘れちゃうんだよ。」 という一言が、心の叫びのような気がしました。 「忘れない」って言ったからって、忘れなかったからといって、 四六時中その人のことを考えていて、笑わないで、楽しまないで生きていけるわけがないよね。 こんなにも強く、しなやかに生きている人がいることに感動したのかな。 「この世に生を受けてよかった」と言い切った彼は素晴らしいよ。 クリスマスなんか、キリスト教でもないくせに、じみーでもいいんだよ。 ワタシって本当に小さくってつまんねーな。と思った次第。反省。 「ありがとう」と今、言えることに、言われることに感謝しよ。
Thank you for all you do for me! Happy Christmas.
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