は〜い、きょうはほんのしょうかいをやってみるよ。 『シュガシュガルーン』(講談社)安野モヨコ なのです。 なかよしに連載されている少女漫画。 安野モヨコさんといえば上の年齢を狙った漫画が 多いように感じてましたので意外ですが 面白いです。
まず気を引かれるのは本の装丁。 手触りがでこぼこしていて、いいなぁって。 まず、つかみはOK! 絵についてはねぇ……どうなんでしょう。 私は『NANA』よりは抵抗がないですねぇ。 でも、少女・女性系の漫画に親しんでいない人にはキツイかも。 そして内容。 しいていうなら、あざとい! 面白いポイントをしっかり押さえてます。 そしてゲームやオモチャが作りやすくなっているのもそう。 魔女っこもので、魔界からやってきた二人の女王候補の少女が 人間界で競い合い女王を決めるという。 競う方法は 「男の子の自分に対する好意のかたまり」であるいろいろな色のハート (好意の度合いによって色が違う)を集め、 より多くのハートを得た方が女王になるというもの。 まず、何かを集めるという設定は心をくすぐります。 そしてゲームに転用するのも簡単。 ふたりのキャラもポイント。 ショコラは超積極的な性格でバニラは正反対の性格。 人間界にやってきてモテてハートをたくさん集めているのはバニラ。 ショコラの気の強さが裏目にでてなかなかハートが集まらない。 でも二人は仲がいいんです。 うまい設定ですね。 ほかにも「お!」て思うようなポイントありますけど 本を読んで感じてもらった方がよいと思います。 では
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