スプーンドーナツってわかりますか？
緩めのドーナツの生地を、スプーンですくって、油に落として揚げるドーナツなんですけど。
まーるいけど、完全には丸になりきれてない、いびつな形のドーナツ(笑)

私が小さい頃、ドーナツと言えばそれだったんですよ。
家の母親が作ってくれるおやつは、どうやら他の家とは少しばかり趣向が異なっていたようなんですよね。
なので、「クッキー」とか「ケーキ」なんていうコジャレタものが出ることはほとんどなく、「うずまきかりんとう」とか「がんづき」などが我が家の母の味なんですよ。

そんな感じなので、我が家のドーナツといえば、真中に穴が開いているものではなく、まーるいものだったのです。
それが普通だと思っていた私は、他の家ではお母さんがリングドーナツを作ってくれるということにかなりの衝撃を受けた覚えがあります・・・(・・;)
何しろ私はリングドーナツは買うものだと思っていたので・・・(笑)

私は祖母が亡くなってからずーっと鍵っ子生活で、姉も料理好き(？)だったので、私が料理をし始めた時期も割と早い方だと思います。
なので、私も料理好き(？)な子で、おやつを自分で作ったりもしていました。
そうは言っても、たかだか小学生なので、そうそう凝った物を作れるわけでもなく、レパートリーはたかが知れていたんですけどね。

そんな中でもスプーンドーナツはよく作って食べた気がします。
で、それをふとしたきっかけで思い出しまして、数年ぶりに作ってみました。
しかも、夕食後(笑)

いやー、懐かしい味でした。あの頃を思い出す...(　= =) トオイメ
ちょっと、なつかしのお菓子（自分にとっての）作りに火が付いたかもしれないです。

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