殺されそうになる夢と、実際に殺されて魂的な存在になる夢を見た。 最初の夢。 自分の親と叔父が対立している。 俺は自分の親を嫌っているので、叔父の家で暮らしていた。 叔父は俺の実家をストーキングしていて、実家にカメラや盗聴器を仕掛けたり、遠隔操作でブレーカーを落とせるような設定を施していたり。 ある日俺は実家の方に戻っていた。 実家にいたら、俺も叔父に殺される可能性がある。 インターホンが鳴る。 ドアを開けると警官隊だ。 その警官隊の援護によって、俺は部屋のベランダ側から上階の部屋にロープを伝って避難する事になった。 警察達と一緒に上階の部屋に着いた途端に、上階のベランダのガラスを破って端から順に次々射殺されていく警官達。 遠くの方からスナイパーが狙っているようだ。 殺されていく警官達の口の形が、端から順に「あ」「け」「も」「し」「て」「お」「も」「ど」「と」「う」「ご」「ざ」「い」「ま」「す」になっていた。 微妙に間違っているのが、更に俺の恐怖を煽ってきた。 「これは殺されるな」と思った瞬間目が醒めた。 昨日寝る前シティーハンターのアニメを観た影響だろうか。 その後二度寝に入って、次に見た夢。 俺は叔父が借りている2つ目のマンションの部屋に居た。 テーブルの上でうとうととしていると、そこに銃を手にした外人達が入ってくる。 そして「自分で撃って死ぬか撃たれて死ぬかどっちがいい?」と質問される。 俺は「撃たれて死ぬ方がいい」と言って目をつぶる。 パッパッパッと3回ほど頭の上の方に光が走る。 痛みも衝撃も感じなかったが、どうやら脳を撃たれたらしい。 その後、逆重力というか、上に引っ張られていくような感覚に包まれて、体から魂が抜け出してくる。 魂と言っても、火の玉みたいな形ではなく、生前の自分とまるで同じ形を持っていた。 そのまま天井を抜けて、マンションの屋上を抜けて、上空の方まで引っ張られていく。 上空の方では強い流れというか、風というか、引力の波のようなものがあって、北北西の山の方に引っ張られそうになる。 どうやら、この流れに乗っていく事で無事に「成仏」という事になるらしい。 俺はまだやる事があるなと思ったので、その流れの波から外れて下の方に下りていく。 この出来事を日記に記録しておきたかったから。 さっそく、自分が殺されたばかりのマンションに戻る。 俺のノートPCがあった。 どうやら魂だけになってもキーボードを打つ事は出来るらしい。 俺が触ろうと思ったものは触れるし、そう思わなければ透けていく。 しかし、日記を書くのはもうちょっと色んなものを見てからにしようと思い、また俺は天井を突き抜け空の方に上がってく。 もう、そこには先ほど存在していた引力の波は存在していなかった。 どうやら、成仏のチャンスは死んだ直後にしか訪れないらしい。 俺はそのまま南南西の方向に向かって下降していく。 そこにはまた別の流れがあった。 ドス黒い、お祭りなんかで職人が作るような、風船で出来た巨大な犬が何匹も何匹も流れに沿って歩いてる。 高さ30メートル以上。 また、その犬の行列の端々に黒い火の玉、黒い煙のようなものが付き従って「寒い・・・寒い・・・苦しい・・・苦しい・・・怖い・・・怖い・・・」と大合唱。 こちらは成仏ではなく、地獄行きの流れなのかな。 何だか魔物の集団みたいな、酷く陰気な雰囲気だった。 俺は街に下りる。 そこには俺と同じように成仏を拒否した幽霊達が存在していて、色々話して情報収集みたいな事をしたと思う。 俺は特に今の状態に焦りを感じていなかった。 幸い幽霊になってもPCはいじれるみたいだし、今まで通り自分の状態や体験なんかを日記に記録し続けていくのも悪くないなと。 隣町まで行ったところで、ある噂を耳にする。 メッセの子の友達の一人、S君がその街に住んでいるらしい。 その子が同級生のDQN達に殺されて、縦に真っ二つにされたとか。 言葉通りに真っ二つというより、カッターで縦に切れ目を入れられて内臓をえぐり出されたとか、そんなイメージ。 俺はその犯人達を殺しに行く事にした。 俺は幽霊になっても物質に触ることが出来たので、フードを深く被ってマスクをすれば実体を持った人間のような姿になれる。 S君の通っていた中学の生徒達に色々と聞き込みに行く。 その事件について、犯人達は学校で作文のようなものを書かされていたらしく、読んでみたところ「今日はとても悲しい出来事がありました。自分達のやってしまった過ちを二度と繰り返さない為に」みたいな文章が。 ああ、これは殺しておかなきゃ。 調べていくうちに、主犯の生徒や、それに関わっていた連中が次々と割れていく。 そして、連中の元にたどり着く前に目が醒めた。 そんな感じの夢を見た。 今日は午後19時前に目が醒めた。
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