寝る前、俺はコンビニに行った。マンションを出てすぐの場所にある店だ。 そこでタバコを買ったのだが、レジに「この店は11月1日に閉店します」と張り紙が貼り付けられている事に気付く。 この店は、俺が高1くらいの年齢の頃、まだファミレスで働いていた頃に出来た店だ。 今で開店9年くらいで、俺にとっても思い入れ深い店だと思う。最近外目から店内の品数が減ってガランとしていたのは気になっていたけど、俺は単に「商品の配置変えをするのかな」程度に認識していた。 深夜に行くと、よく大学生くらいの男の子がレジをしていた。 男の子と言っても可愛いとかそんなではなく、気の弱そうなオタクっぽいタイプだ。 そういえば、漫画版IWGPに出て着たテルみたいな感じだな。 他の店員に比べて凄く対応とかが感じの良い子だったから、俺は何となくその店員が気に入っていた。俺からしたら珍しく、友達にしてみたいようなタイプの学生だった。 俺が昨日寝る前にコンビニに行った時も、その子が対応してくれた。 本当に、淋しく感じる。 今日は午前1時過ぎに目が醒めた。 2時間くらい寝たと思う。 起きてからしばらく、コーヒーを飲みながら日本美術史の教科書を読んだりしながら過ごしてた。 午前4時半頃になり、何だか無性に牛丼が食べたくなったので、俺は地元の牛丼屋に向かった。 牛丼を食べて、家に戻る帰り道、もうすぐ閉店してしまう例のコンビニに通りかかった。 店内を眺めてみると、例の店員が一人でレジの所に立っていた。 俺が昨日タバコを買って家に戻って、眠っている間から今にかけて、その間ずっと働いてたんだ。 本当にご苦労様です、といった気持ちになった。 人間嫌いの俺がこんな気持ちを持つなんてな。なんか、普段じゃ殆ど考えられない事だけど。 現在午前5時29分。 そういえば、今年の1月31日にも、俺の行きつけだった思い入れ深いビデオ屋が閉店したのだ。 この日の夜に、数年ぶりにあの子からメールが着たので、日にちまで覚えてる。 俺が中3の頃に開店した店が、同じく9年目にして閉店だ。 9年目って数字に、何か特別なものを感じてしまう。
今日は午後16時過ぎに目が醒めた。 当然、今日も学校に行く事が出来なかった。 なんか、最近いつもこのパターンだ。 朝方までは起きているけど、いつの間にか眠ってしまって夕方頃に目を醒ます。 起きてからは、映画を観たり、日本美術史の教科書を読んだりしながら過ごしてた。 なんか、常に何かを勉強していないとならないような、焦りみたいなものを感じてしまって。 美術学科生なのに美術を勉強しないのが、勿体無いような申し訳ないような気持ちになったり。 俺は自主的に色んな事を勉強するけど、その自主勉強のために学校に行けなくなってしまったり、本当に本末転倒な感じになってしまう事が多いと思う。 こんな風になってしまうのも、強迫観念だったりするのだろうか。 今日は親父が家に帰って来ないらしい。 それだけが救いだな。
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