家族と暮らしていく事に耐えられない。 午前5時頃から8時半頃までが親父タイム。 午前10時頃から午後14時頃までが弟タイム。 午後17時頃から19時頃くらいまでが母親タイム。 午後20時頃から翌午前1時頃までが、また親父タイム。 そして、午前3時頃から4時頃くらいまでが、また弟タイムだ。 この「〜タイム」時は、挙げた奴らが常に引っ切り無しに音を出す。 妨害される事が分かっているので、その間、俺は何も出来なくなってしまう。勉強するにも、日記を書くにも、考え事をするにも、出来るだけこの「〜タイム」の隙間を縫うように行わなければ、事をスムーズに進める事が出来ないのだ。 1日のうちに、随分と無駄な時間が出来てしまう・・・ 実に、24時間中の15時間半だ。 家族に音を出される度に、俺の精神は擦り切れていく。 その間、俺はいつ家族に妨害されやしないかと、常に恐怖とプレッシャー、ストレスでピリピリとした緊張状態を強いられる。 昼も夜もなく五月蝿い奴らだ・・・ 現在午前3時04分。
俺が、あの子にとってのただの軽蔑対象に成り下がったのは、一体いつからなのだろう。 あの子は、自分の同居人に恋愛感情を抱くようになっていったらしい。 そして、「もうすぐ同居人が旅から帰ってくるし、二人で居られる時間を大事にしたいから」と言い、この先俺と連絡を取り続ける事を嫌がった。 それは、365日常に一緒に居れる同居人との時間のうち、俺に対して1日たりとも時間を費やすことが惜しい、という事。 凄い嫌われようだ。 俺は、前々からあの子に、自分が少年の事で欝になったりするのは『思いやりからではない』という事を説明していた。 しかし、それに対してあの子は「そんな事ないです。それは優しさ以外の何ものでもないと思います」みたいな事を言っていた。 でも、つい最近になって、「リュカさんは本当の意味で人を好きになる事が出来ない人間です。全然思いやれてません」みたいな感じで、それも嫌う理由にされてしまった。 それは前から説明してたのに、今更だし。 あの子も結構酷いよな、と感じてしまう。 結局、あの子が勘違いしていただけなのだ。 思えば、あの子が冷たくなったのは、俺があの子とリアルで会った後からだと思う。 単純に、リアルの俺があの子の理想とはかけ離れていただけ、という事だろうか。それであの子も冷めてきて。 以前のように「思い入れが強いのに、それでも認めたくない出来事の為に泣く泣く別れなければならない・・・」といった状況からの別離じゃないので、実のところあまり未練を感じていない。 単純に嫌われただけ。 なので、特に感じる事もなく、あの子についてあまり日記に吐き出すような事も無くなった。 ただ、あの子が去っていった時点で、自分の青春みたいなものは終わりを告げたんだろうな、みたいな実感が出てきてしまう。 俺が生まれてから一度も持つ事が無く、受けた事も無かっったが為に、赤の他人の中に見出すしかなかった『強くて深い愛情』といったものの虚しさを知り、以前よりも人の持つ『気持ち』の程度が信じられなくなったくらいか。
今日は午後15時半頃に目が醒めた。 1時間くらいボーっとした後、大学から借りてきている本を読みながら勉強を始める。 合間合間でニコニコ動画を観ながら勉強していた。 しかし、午後18時半頃に親父が帰宅。 いつもは、早くても午後20時頃までは帰ってこないはずなのに。 本当、とことんツイてない。 これで、午後18時半から翌午前8時半頃までずっと親父タイムだ。 この間、ずっと俺は勉強出来ない。良いタイミングで親父の邪魔が入る事が明白だからだ。 14時間・・・ 今日俺が起きた時刻を考えると、今から眠りに就く事も出来ないし。 最悪だ・・・ 今日1日、全ての時間を無駄に潰さなければならない事が決定されてしまった・・・ 現在午後18時55分。 俺の強迫神経症が顕著になり始めてからの数年間、俺が起床していて、かつ在宅している『自由なはずの時間』の3分の2以上を親父に食い潰されている事になる。 何故、あんな糞野郎の為にここまで時間を奪われて、全てを台無しにされなければならないのだろう・・・
現在午後22時08分。 翌朝に親父タイムが終了するまでの時間を、『捨てたもの』として、ただ無駄に消費し続けなければならないこの苦痛。 自由であるはずの、この"有限"な時間をジジイの為に・・・ 時間を無駄にする事が大嫌いな俺には耐えられない。 拷問だ・・・
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