昨日寝る直前になって、メッセの子からメールが着た。 「昨日は心配かけてすいませんでした」と。 俺が「今日はもう寝るから、昨日何があったのか簡単に説明して」と言うと、「一言で言わせてもらうとCの悪気ないいたずらみたいなものだったんで心配しないで大丈夫っす」との事だった。 特に大変な事でもなかったらしい。 それから俺は眠りに就いた。 今日は午前8時頃に目が醒めた。
現在午後15時40分。 結局、今日も学校をサボってしまった。 やはり、寝起きにメガビを覗くのはよくないな。 粘着野郎とのダラダラとした言い合いの果て、そのまま学校に行けなくなってしまう日が続いてる。
メッセの子からメッセが入ったので、一昨日の出来事について詳しく聞いてみる事にした。 何でも、××君(霊能力を持っている男の子)に対して、C君が「今から友達を連れて行くから」みたいなアンテナメッセージ?みたいなものをよこしたらしい。 ××君は、C君の言うその「友達」が誰を指しているのか分からない。 そこで、数人の友達に連絡を入れてみる事にしたそうだ。 そして、一番最初にメッセの子に電話をかけてみたところ、それがビンゴで、メッセの子からC君の霊気みたいなものがビンビン感じられたらしい。 そこで、××君はメッセの子の家に向かったそうだ。 ××君はC君を祓うつもりで呪文のようなものを唱えたそうだ。 しかし、C君はひるむ事なくクスクス笑い続けていたそうだ。 ××君によれば、自分の霊視でこんな事は始めてだったそうだ。 そこで、××君は「これは自分の手に負えるような霊じゃないから」と諦めて、呪文詠唱?を辞めたそうだ。 すると、C君は××君に「友達を連れて行くなんて嘘だから。いたずらしただけ。でも、もしもこの霊が俺じゃなかったら本当に危なかったよ?自分の手に負えないような霊に一人で立ち向かおうだなんて。君はもっと身の程を知った方がいい」みたいな忠告をよこしたそうだ。 C君の霊力というのは、神より上の鬼、よりさらに上をいくほど強いらしい。 そのC君が、××君の身を案じて、警告を発するために今回の騒動を引き起こしたとの事だった。 こんな風に忠告してくる霊なんて、普通に考えたら居ないよな。 まあ、C君は特別か。 話を聞いた後、またメッセの子とハンゲームの五目並べをして遊んでた。 現在午前0時00分。 少ししたら寝ようと思う。
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