今日は午前1時過ぎに目が醒めた。 3時間くらいしか眠れていない。 寝る前に読んだ「愛を歌うより俺に溺れろ!」の展開のせいか、寝起き後もずっとモヤモヤし続けている。 しかも、そのモヤモヤ感も中途半端で・・・ もう、タイプの男の子に対して昔ほどの思い入れや情熱を感じる事は出来ないのだろうか。 せっかくあの子がまた俺の前に現れてくれたというのに、こんな中途半端になってしまって、何だか申し訳なくなってしまう・・・ 現在午前3時35分。 もう一度横になってみようと思う。
結局、午前10時頃まで眠る事は出来なかった。 今日の授業は2時限目から4時限目まで。 なので、午前10時には家を出なければならなかったのだが。 眠くてたまらなかったし、自分自身に「今は五月病なのだから」と言い訳し、そのままベッドで横になってしまった。 そのまましばらくボーっとしていた。 家の中には俺しか居ない。 家の中で一人で居れる時間が持てるなんて、本当に久しぶりだった。 普段学校から帰った後は、家に誰も居ない事もあるけど、それも30分から1時間くらいの事だし。 ネットもやらず、勉強もせず、ただベッドに横になってボーっとしていた。 自分の中に引きこもる、みたいな状態で。 ボーっとしながら、久しぶりに少し自分について考えてみた。 例えば、俺は「株を勉強しよう」と定めた。 しかし、何か一つの事を勉強しようと思うと、また「株以外の他の事も色々出来るようにならなければならない」といった感じの強迫観念が沸いてきて、最近の自分は何だか空回りしていたような気がする。 俺の原点みたいなものは何だろうな。 やはり、「この世界には自分一人しか存在してない。他の人間達は意識も思考も持たないロボットだ」みたいな感覚だろうか。 例えば、この世界に存在している人間なんて、俺から見たら夢の中の存在だったり幻だったり、「自分と同じように存在している」とは言えないような存在なんじゃなかろうか。 そんな事を考えていた。 いつの間にか眠ってしまった。 夢の中にNARUTOの白が出てきた。 少し前、あの子とそのキャラクターについて話した事が原因だろうか。 そういえば、俺が読んでいたジャンプにこのキャラクターが出てきたのは、俺がまだ17歳で、親戚の車検場で働いていた時期だった。 季節は冬だったと思う。 仕事を終えた帰り道、午後18時くらいに田舎の駅で、ツナギ姿で帰りの電車を待ちながら、ジャンプをパラパラ読んでいた。 季節のせいか、この時間には辺りはもう真っ暗で。 その時、駅のホームの看板にはでかいクモの巣が掛かってて、俺はそのクモの巣に、火の付いたタバコの吸殻を引っ掛けながら遊んでた。 クモはその吸殻を獲物だと思うのか、吸殻をグルグル巻きにしようと頑張るのだが、火のついたタバコが熱いのか、クモは中々タバコを糸で包めない。 その内に、タバコの火のついた部分をつついていたクモの脚が、少しずつ溶け出していって。 そして、クモはタバコの吸殻を巻く事を諦めるのだ。 そして、翌日の帰りにも、俺はそのクモの巣にタバコの吸殻を投げつけて。 クモはまたまたそれをグルグル巻きにしようと必死になるのだ。 俺は、そのクモに対して拷問を行ってるみたいな感じだったな。 そんな事を思い出した。 もう7年も昔の事だ。 今日は午後23時過ぎに目が醒めた。 17歳に戻りたいな。
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