メッセの子からメッセが入り、しばらく色々話してた。 誰も知っている人間の居ない場所に来てしまい、そこから戻れなくなる孤独感について、メッセの子が俺に話題をふってきた。 俺は、自分はそういった感覚がよく分かる、という事を話した。 俺は物心がついた頃から、ずっと目が見える事、自分に意識が存在しているという事そのものに、とてつもない孤独や不安、絶望感を抱いてきたから。 「何で意識が存在しているんだ、何が嘘でも自分が居るって事だけは本当なのか?何でこれが本当なんだよ、せめてこれだけは嘘であってくれ、これが本当だなんてもうまじどうすれば;;」 と、そんな気持ちで絶望している事が多かった。 メッセの子と話している内、久しぶりにまたこの当時の感覚がぶり返してきて。 俺にとっては、やはりこっちの感覚の方が真実なのだ、と。 俺は10歳頃から、周囲に対し、半ばヤケクソ気味とも言えるくらいに明るくふざけたキャラを演じるようになっていった。 そうやって、その絶望感を意識しないように封じ込め。 そして、それは成功していき、やがてあまり意識をする事が無くなっていった訳だが。 明るい人間を演じる事を辞めた後でも、性欲や男の子に関する目先の欝に苛まれ、それを意識する余裕みたいなものも無くなって。 しかし、結局それはただフィルターをかけているだけであって、真実ではない。俺にとって正しい事ではありえない。 この感覚こそが俺の原点。 俺は死んだ後、多分またこの感覚に戻るのだ。 また、この感覚は、常日頃から俺が感じる「これは絶対俺の意識にタイミングを合わせての妨害だ!」といった事にも、少なからず通じてる。 俺はこれについて、更に深く掘り下げて考えてみた。 メッセの子と話しているうち、これらを全て前提とした上でのある説が浮かび上がった。 そして、その説をメッセの子が「言いたい事は分かりましたから」と理解してくれた事に、俺は強い安堵を覚えた。 凄く長くなりそうだし、そこまで気力が沸いてこないので、この説についてはまた別の機会に纏める事にする。 もしかしたら、このまま纏める事なくなおざりにしてしまうかもしれないけど・・・ メッセの子と話している内、また違う話題に変わった。 メッセの子がとても辛そうにしているので、話を聞いた。 「昨日弟を無理やり犯してセックスしてしまいました」との事だった。 メッセの子は欲を我慢できなくなる事が多いと思う。 そして、自分がした行いに対して後悔し、腹を切るなどの思い詰めた行為に出たりする事もあったり。 欲による暴走を抑止できないのに、その暴走を振り返っての暴走もまた抑止出来ずに。 自分の抱えていた引っかかりのようなものをメッセの子が理解してくれた事が、俺はとても嬉しかった。 そのメッセの子が、また壊れてしまうんじゃないかと、俺はどうしたらいいのか分からなくなってしまう・・・ 現在午前0時31分。
今日は午後13時過ぎ頃に目が醒めた。 午後16時半から披露宴が始まるので、俺は三ノ宮に向かった。 今日は椅子にも座れたし、割と気楽に出来たと思う。 披露宴が終わり、それから家に帰ってきた。 現在午後21時02分。
メッセの子が、落ち着く為に薬を飲むと言い出した。 昨日も、鎮静剤代わりに薬を飲みたいと言っていた。 俺は「それって良くないんじゃないの?」と言うと、メッセの子は「大丈夫です。それに自殺なんてしませんから」みたいな事を言っていた。 そしてさっき、メッセの子が突然「死にたい」「俺は絶対死んだ方がいい(;_;)」と言い出し・・・ 俺が「弟に対する罪悪感で今そう思ってんだね?」と言うと、メッセの子は「A君二人に。この先生きてても裏切って何回も大きな悲しませるだけそれならこれ以上ならないうちに死んだほうが絶対いい。覚悟きまってみれんなくなったら薬飲みます」と言い出した・・・ 俺は、早まるな!とか○○(メッセの子の名前)が死んだら弟もA君も自殺する!みたいな事を言った。 それでもメッセの子は「冷静ですよ。俺の馬鹿は絶対一生治らないし多分この先の与える悲しみの量よりも俺が死んだときの悲しみの量のほうが少ない」「ながいめで見たら俺は死んだほうがいい」とか言い出して・・・ 俺が「弟のアドレス教えて」と言うと、メッセの子は「二人が死んだらいやだ」と言った。 俺は「○○が死んだら弟もA君も自殺するから。それこそ○○が二人を殺す事になる」と言った。 そこから返事が返ってこない。 まじでどうすれば・・・
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