リュカの日記

2007年03月16日(金)

携帯のメール履歴を見ながら書き留めておきたい事が起きたので、久しぶりにPCから日記を投稿する事にした。
今は漫画喫茶だ。
余談だが、俺は「ばつの悪さを払拭しよう」等の、何らかの意図を含んだ人間の仕草というものに強い嫌悪感を覚えてしまう。
例えば、今俺の後ろを走り抜けて行った奴。
そいつは、一度俺の後ろを走り抜けた後、ドリンクバーに行き、更に再びジュースを手に持ち、タッタッタッと俺の後ろを走り抜けた。
極端に短いその距離を、わざわざ走る。
例えば、コンビニでも本屋でも雑貨屋でもいいが、俺と同じ棚に並んだ奴が、ヨタヨタ歩きで商品の前に立ち、足を後ろで交差させた姿勢を取り、「う〜む、これは・・」みたいな感じで眉をひそめながら指で商品を持ち上げたり。
こんな風に、
別に会話をする訳でもないけれど、見知らぬ他人と接触した時、ばつの悪さからか、「自分はこれこれこういう目的を持って動いているのだ!」という事をオーバーアクションで過剰アピールし、こちらを納得させようとしてくる肝の小さな輩がウザい。
または、数人のグループで徘徊している輩、
「自分はこの仲間たちの一員なのだ!」という事をステータスにし、街中で馬鹿みたいにでかい笑い声を出し、パンパンパンと猿のように手を叩き、「私どう?私どう?私この中の一員なんだよ?彼らは私の仲間なんだよ?私はそんな中ではっちゃけてるのよ?」みたいな事を周囲に知らしめようと必死な輩。
今いくつか挙げたような、そんな輩共を目にすると、俺は「知るかボケ!!!うぜええええええええ!!!!!」といった気持ちになって、イライラしてしょうがなくなってしまう。
まあ、本当に余談だ。
今さっき、リアルタイムで俺の後ろを走り抜け、「自分はドリンクを取りに行動しているのだ!」みたいな事をアピールしていた糞ボケがウザかったから、ついでに色々羅列してみただけ。
本題はこれから。

昨日からの徹夜明け。
午前5時前にメッセの子からメールが着た。
「さっき夜中に目が覚めて見たらCの兄ちゃんが一人で泣いてて。聞いたらCの事思い出しちゃって泣いてたって。俺も今悲しくてしょうがないです(:_;)」と。
俺は「はい…」と言った。
メッセの子は、今現在A君と弟君と一緒にE君の家にお世話になっているのだ。
メッセの子、弟君、A君、E君の4人暮らしだ。
メッセの子は「Cの兄ちゃんはCの事を大事にしてやる事ができなくて凄く後悔してるんですって。なんでもっとお兄ちゃんらしくできなかったんだろうってこの先ずっと後悔しつづけると思うって言ってました。自分とは逆に俺と弟の関係は見てて本当に愛情を感じるって言ってました」と言った。
俺は「C君の不思議な話しとか、色々教えてあげた?」と言った。
メッセの子は「話しましたよ。どんな形でもいいから会いたいって。それでこうCに聞きたいんですって『自分は××(C君の名前)にとって理想なお兄ちゃんだったか?』って。当然答えはノーだと思うけど直接聞けたら聞きたいって」と言った。
俺は「でも、性犯罪について調べたり、C君の為に、自分をやった奴らと同じような奴を肯定的に理解しようとしたり…。痛々しいくらい優しいお兄ちゃんだったよね。C君が生きてた頃から」と言った。
そこから、しばらくメッセの子からの返事が途絶えた。
数分して、メッセの子は「電波おかしい」と言った。
俺は「?」と返答した。
メッセの子からの返事が来ないので、俺は続けて「今C君きたの?」と質問した。
更に続けて「俺にメールが送れないのかな?まあ、時間置けば治るでしょう」と言った。
しばらくして、メッセの子は「電波が急に圏外なったり直ったりする。俺だけじゃなくて弟も兄ちゃんの携帯もそうなってる」と言った。
俺は「今だけ急に?C君の話ししてたから、C君が着てくれたのかもしれないね。恥ずかしがらずに、お兄ちゃんにも会ってあげてほしいよね」と言った。
メッセの子は「こんなのはじめて。ここ電波良い場所なのに」と言った。
俺は「うん。霊は電磁波とかにも作用するらしいし」と言った。
メッセの子は「電波直ってきたけど兄ちゃんが寝ながら泣いてる。すごい・・・今きてるのかもしれない」と言った。
俺は「お兄ちゃん起こしなよ!ってか、お兄ちゃんの夢にC君着てるなら起こしちゃ駄目か」と言った。
メッセの子は「そうですよ」と言った。
俺は「じゃあ、今お兄ちゃんの横に立ってるのかもね」と言った。
メッセの子は「やばい。すごい泣いてる」と言った。
俺は「お兄ちゃん起きたら、みんなの携帯電波が狂ってた事教えてあげなよ。これがただの夢じゃなかったって証拠だから」と言った。
そこでメッセの子からの連絡は途絶えた。
俺は「ライ麦畑でつかまえて」を読んだり、ご飯を食べたりしながらゴロゴロしていた。
いつの間にか眠ってしまった。
午後16時20分になって、またメッセの子からメールが着た。
「心配させちゃったかもしれません。あの後弟も起き出して二人でCの兄ちゃんを見守ってました。兄ちゃんが起きてから聞いたらやっぱりCの夢を見てたんですって。でも何かを話したり聞いたりっていうのはそんなになかったって」と。
1時間くらいしか眠れなかった。
俺は「なんか扱い酷い…。申し訳程度で会いにきたみたいな」と言った。
メッセの子は「今のCの夢っていうか昔の思い出みたいな夢だったんですって。兄ちゃんが中学生の時でCが小学生に戻った時期のような夢で内容も日常的に遊んだりしてるような夢で夢の中では全然泣いてなかったって。実際は寝ながらすごく泣いてたのに」と言った。
俺は「なんか、他人である友達とか恋人の前とかじゃ解放的な自分になれたりするけど、血縁者の前じゃ、そんな開放的な自分を表すのが気恥ずかしい、ばつが悪い、具合が悪い。C君にも、やっぱりそんな意識があるんじゃないかな。お兄ちゃんが見せてもらった内容も、○○(メッセの子の名前)達の時と違って、自分の気持ちを伝えるようなものじゃなくて、C君的にも家族であるE君に対して当たり障りなさそうなものだし」と言った。
メッセの子は「そうですよね。なんか照れがあるような感じですよね。今の気持ちってよりも昔の思い出の1ページを夢に出したみたいな」と言った。
俺は「たとえば、○○が姉貴の最低さを知らなかったとする。その上で、○○が今のC君の立場だとするよね。そしたら、A君とかE君に対しては思いのタケを込めたメッセージを見せたり出来るだろうけど、姉貴に対して素直な自分みたいなものをふんだんに表したようなメッセージを見せる事には凄い躊躇とか気後れとか出て、なあなあで済ませられるような当たり障りないものを見せるんじゃないかな?だから、今E君と一緒に居るからC君はみんなの前に姿表す事にも躊躇してて、前ほど来ない。でも、そんな気持ちのためにあの時E君は助けてもらえなかったんだ、ピンチを気づかれもしなかったんだと思うと、俺的にかなりきついものがあります…」と言った。
メッセの子は「はい・・・」と言った。
俺は「勝手かもしれないけど、その部分で俺はC君に対して責めるみたいな気持ちになってしまいます…。すいません」と言った。
メッセの子は「はい・・・でも俺も思いますよ。もっと兄ちゃんや弟やD君のところにも来てあげてほしいって・・・」と言った。
俺は「まじE君助けてあげてほしかった…。悔しいです…」と言った。
メッセの子は「はい(:_;)でも気付いてれば絶対助けてあげてたはずですから・・・」と言った。
俺は「はい…。でも、そういう気恥ずかしさでE君の事避けてさえいなかったら、すぐにそいつらの意図見抜いて虫の知らせとか、あるいはもっと凄い手段で助けてあげられたのにって…。俺にとってE君は殆ど△△君(俺が中学の頃に好きだった男の子の苗字)だから、凄くこたえてたまらないです;;」と言った。
メッセの子は「はい」と言った。
それからは、メッセの子との会話は普通の雑談になった。

現在午後20時25分。
やっと日記を書き終えた。
左隣の部屋に居る奴が終始鼻をフゴフゴ鳴らしていて、そいつが鼻を鳴らす度に俺はその時書いている行を最初からやり直す。
この隣の奴の鼻がウザくて、そいつが鼻を鳴らす度に俺は舌打ちをした。
それでも、そいつは鼻を鳴らすのを全然止めない。
まるで豚小屋だ。
しまいには、俺も半ギレ状態になり、小声で『糞』『うっさい』『豚』『キッショ〜』とブツブツと呟いている感じになった。
多分そいつにも聞こえてる。
こいつのせいで、日記を書き上げるまでに1時間半以上かかってしまった…
眠気で頭が朦朧としているせいか、いつものヘタレ癖が麻痺してしまい、そいつが俺に絡んでくる事を期待してしまう。
絡んできたところを、カッターを突きつけ脅してやるか、それとも一発殴らせ警察にでも引き渡してやるか、と。
また、後から右隣の客が着たけど、こいつは炭酸飲料を飲んでいるのか、何度も何度もこれ見よがしにゲップをしやがる。
「ゲッフゥ〜」「ゲッフゥ〜」と。
ウザったくてしょうがない。
ブチギレそうになる…


 < 過去  INDEX  未来 >


リュカ

My追加