深夜から明け方にかけて、ずっとメッセの子とメールをしていた。 朝になった。 自分はもう24だ。これ以上生きてどうするんだろう…、みたいな気持ちになって、気分が沈んだ。 阪神大震災が自分の人生のちょうど中間になるのは何月何日だろう。 俺の誕生日である11月25日から震災のあった1月17日までが、53日。 1995年1月17日から12年後の2007年1月17日に、53日を加えると2007年3月11日になる。 つまり、単純計算で2007年3月11日が、俺の人生の中で阪神大震災が中間になる年月日だ。 実際には閏年の関係もあるので、自分が生まれた時間から阪神大震災が起きるまでの時間を分単位で割り出して、阪神大震災が起きた瞬間から、そうやって割り出した時間を分単位で加えていって初めて、阪神大震災が自分の人生のちょうど中間になる正確な時間を割り出せるのだが、さすがにそこまでするだけの気力は無い… 子供の頃なら意地でも割り出しただろうけど… 単純計算だと過ぎてしまっているけれど、実際にはまだ過ぎていないのかもしれないな。 家にある「ミスター・ビーン」のビデオを観た。とても和やかな内容だ。 とは言っても、やっぱりところどころで汚い奴らに犯された男の子の事が連想される… でも、俺は苦しみに沈む事を拒絶した。 あの子が居てくれるんだ、という事を理由にして。 こんな風に、あの子を理由に苦しむ事から逃れて良いものだろうか… しかし、俺は苦しみたくないから、あの子を理由に逃れてしまう…… ウォークマンが壊れてしまったので、雑音対策として、俺の部屋では常にテレビを付けっぱなしにしている。 今日は午後20時半前に目が醒めた。 テレビから「伊東家の食卓」のレギュラー達による、最終回の挨拶が聞こえてきた。 どうやら今日が最終回らしい。 10年続いたとか言っていた。 そんなに長寿番組だったのか。 俺の中では、つい最近始まったばかりの番組だという感覚だけど。 10年というと、俺が14歳、中学2年の時に始まった番組だという事になるのか。 なんか、時間が飛んでるというか、俺の中からかなりの時間が抜け落ちてしまっているように感じられる… こんな生き方してるんだもんな、多分生活している実感がないまま過ごしてきたのだ。 俺は14.5年くらいしか実感持って生きてないのだと思う。 現在2007年3月14日午前0時46分。 日記を書いている内に日付が変わった。
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