リュカの日記

2006年07月31日(月)

映画「ディック&ジェーン」を観終わった。
とても楽しい映画だったと思う。
こんな最低な現実とは、まるで無縁の世界のようで・・・
俺はジム・キャリーのコメディ映画が大好きだ。
でも、やはり映画を観ている間中、○○君の事がずっと気になりそわそわしていた。
○○君はどうやって切断されたのだろう、とか。
ハサミかナイフか。そんな事を考え続けた。
自分の皮に、ハサミを押し当てるイメージを浮かべた。
何となく、それをしてみなければ気が済まないような気持ちになって。
イメージの中で、俺はプレッシャーを受けながらハサミを皮に押し当てている。そのままジョキンと行きそうだ。
なら、実際に押し当ててみるか?なんだか、しなくちゃ気が済まないような気持ちになっていって・・
この「気が済まない」という感覚がやっかいで。
実際押し当ててみたら、切り落とさなきゃ気が済まないような気持ちにもなりそうで。
恐ろしくなって、結局押し当てる事もしなかった。
ここまで聞いたのだからと、メッセの子に「○○君はどうやって皮を切断されたの?」と質問してみた。
すぐに返事が返ってきた。
「多分切られ方を言ったらかなりショック受けると思いますけど・・・」
「俺は聞いててまじ恐ろしくなりました」
俺は、「あいつが噛み千切ったんだね?」と質問した。
すると「違います。○○君の股間の高さにまな板置いて。後ろ手縛られて目隠しされた状態で○○君は同級生達に押さえられて。それであいつ包丁で思い切り切ったって。血を飲んでたのは血が出てくるのをあいつが加えて飲んでたって。ビデオの中では○○君は悲鳴をあげて崩れてそのまま気絶したらしいです」
「○○君は皮を切られるってわからないまま皮を切り落とされたんですよ」
「○○君何もわからず裸で目隠しされて手を縛られて。こんな状態で切られたなんて抵抗すらできなかったんだなって。切られるってわかってたら大暴れして抵抗しただろうに・・・」
そんな感じだ・・・
そして、○○君の切断された方法がハサミではなかったので、俺は自分で自分にハサミを押し当てなくても良くなった、と、不謹慎な安心感を得てしまった。

昨日からの徹夜明け。
結局、今日も眠らなかった。
○○君についてのショックなどケロっと忘れ、ただボーっと過ごしてしまった。本当に不謹慎極まりない。
「考えない事」を前提として、受け取ろうとしてしまう癖がついてる。
本当、糞だな・・
現在午前8時49分。
あるかどうか分からないけど、今日も学校へ行って来る。

学校に行ってきた。
「リスニング」の追試を受けた。
合格点は60点で、俺は41点しか取れなかったのだが「まあ、60点って事にしといたるわ」と、OKがもらえた。
「いつか成功して、ヤフーのソウさんみたいになったら返してな」とか言われた。意味が分からなかった。
他にも試験を受けていない科目があったのだが、そちらの追試は受けさせてもらえなかった。
学校に居る間、やはり○○君の事を考えてしまった。
あいつは、一体何の権利があって○○君にそんな事をしやがるんだ・・、とか思うときつくなっていった。
また、学校からの帰り道、今まで大学への登下校時にちょくちょくと読んでいた「パンドラ、真紅の夢」という小説を読み終えた。


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リュカ

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