リュカの日記

2003年10月07日(火)

スクールランブルという漫画を実写にした感じの夢を見た。
今日は午前10時過ぎに目が覚めた。
起きてから少し夢の余韻に浸っているような感じになった。
2時限目の授業に遅刻してしまった。
教科書を買っていなかったので、授業が全然理解できなかった。
授業が終わり、先生から教科書を借りて、他の生徒と一緒に授業で使うページだけコンビニにコピーしに行った。
その生徒から「学校おもんないやろ?辞めてバイトとかしてる方が楽しそうやな」と言われた。
学校行かずにバイトしてる方がしんどかったので「今の方が楽やな」と返した。
リアルで人と会話したのも久しぶりだな。
昼休みになり、教室でボーっと色々考えていた。
なんだか、自分が好きになるような感じの少年が、自分にとって凄い特別な存在だ、という価値観が薄れてきたような気がする。
今まではずっと、そういう子は自分にとって人間以上の存在に感じられたりしていたのだが、いきなり現実が見えてしまったような気がする。
それがどうしようもなく嫌な感じだ。
そういう子に、自分が欝になるような事で助言してもらって癒されるみたいな意識も消えてしまうかもしれない。
俺は色々な物事や他人の発言を、自分の中で好きな子に絡めて考えてしまう事が多かった。
だから、他人がそういう子を害するパターンもありえるような発言をしたりすると気分が沈んだり相手を嫌悪したりする事も多かった。
でも、逆に自分の好きな感じの子が俺が嫌悪するような発言や行動、嫌いな言葉などを使ったりすると、それはそれで認める事ができた。
そういう子を通じて俺が嫌っている人間の嫌な行動や性格をそうやってひとつひとつ受け入れられるようになっていければなと、どこかで思っている部分もあった。
好きな少年が自分にとって特別な存在じゃなくなってしまう事で、今までの価値観が大きく崩れていくような気がして、なんだか悲しいような虚しいようなやりきれないような、言葉じゃ表現しにくいような複雑な感情が一日中付きまとって離れない。
昼休みが終わり、次の授業の教室に行くと誰もいなくて「今日は見学授業です。○○美術館へ向かってください」と書かれた紙が黒板に貼ってあった。
まだ間に合う時間だったのだが、何もする気が起きなくてそのまま家に帰ってきた。
家に帰ってもずっとモヤモヤした感じで、とても息苦しい。
そういう気分も一時的なもので、また明日になったら好きな感じの少年が自分にとって特別な存在だと感じるようになるのだろうか。
今までずっと現実を認めたくないという意識が強くて、理想ばかり追いすぎていたんだろうな。
ずっと自分にとって特別な存在であってほしかったと思う。


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リュカ

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