囁き
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『昨日の慣れの果てがベットから身を起こし 人の目をはぐらかすための今日を身にまとう 上を向いて歩いたって涙こぼれるわけじゃないし あの青い空でさえ睨め上げているだけだった 昼と夜の境界線 中途半端な輝きの向こうで踊っているのは誰? 優しく包む暴風の中 一度は無くし、忘れてしまった孤独をもう一度掴み取れ 思考を無くし、踊り続けるジプシーと 誰も辿り着くことの出来ない高みへと登る翼 まとめて注射器に入れて血管に打ち込むんだ 唯、強く 唯、孤高であるために
理由すらわからずに歩き続けているわけは何? わからないものを求めていると苦笑 何を求める?限りなくちっぽけな存在よ 自問自答 無意味なことだと知りながら 時を選ばず襲う恐怖 虚無の冷たい温もりに捕われている 虚空から撃ち込まれる弾丸 誰もが知りながら気にせず生きているのだろうか ベットの上、いつも見る天井 眠れずに睨みつける壁 憎しみと恐れに似た感情を抱いた朝日 明るくなる空を見ないように目だけを潰す
アルジャーノン お前だって野良猫から見ればただの餌 握りつぶす携帯 孤独に耐えられなくなった自分自身の弱さごと 右手に鋭い煌きを放つ刀を持ち 左手にいつ暴発するかもわからない標準の狂った銃 厚い葉とビルに遮られた月光を斑に浴びながら 風の吹く方向に向いて踊り狂う ただ一人』
今、朝の8時前から家に帰る19時半くらいまで、めったに口を開かない。開いたとしても、予備校の先生との会話だけだ。そう、状況は整っている、整いすぎている。 しかし、孤独を好み、孤独を恐れていた俺は、もう二年も前にいなくなってしまっていた。いつのまに、俺の脚はこんなに弱くなっていた。携帯のメールをつぶさに確認し、当然のように誰からもきていないのを知り、僅かに落胆する。ただ、孤独を恐れるだけになってしまった。違う。孤独に慣れなければいけない。まずは昔の俺を取り戻すんだ。そして、孤高になるんだ。 仕方がないだろう?誰からも連絡はこない。こないようにしたんだ。たまにあるのは二人の連れのメールくらい。誰かとじっくり会ったり遊んだりしてる時間も、ほとんど無い。今の俺は、孤独になるしか生きる術が無い。淋しさを抱え、最低一年も生きる?俺は、孤独に慣れる。死に時でもあるしな(笑)。上手くやりゃ、家族くらいしか知らないまま・・・と、ま、死ぬつもりはねぇけどよ(笑)。 徐々に取り戻してきている。死を恐れず、友になり、全てを睨め上げ、それでも人の輪を壊さないように努める。
左腕に誓いの十字を彫ったら、出発だ。
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