囁き
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2001年12月31日(月) 大晦日

 今日で一年が終わる・・・なんてこと、本当にわからない。そんな気がしない。たいして意味も持っていないんだろう。実際、アルバイトで帰宅したのは年が明ける寸前。紅白もとっくに終わっていた。

 この一年、一体なにがあったのだろう?
 酷い裏切り。元カノを失意の底に叩き落した。側にいてやる。そんな言葉は、あっけなく捨ててしまった。
 『彼女』。僅かな時間を共に過ごし、多くは電話の声だけ。喧嘩も、身体を重ねることも含め、愛を貰い、渡してきた。
 古い友人達は何をしているのだろう?多くは連絡を取ることも出来ないまま。来年もいい年に・・・
 受験生と言うものの中では・・・いや、その中に含めることもおこがましいだろう。今の僕は何もしていないただのがき。
 二十歳。いつのまにやら生誕して二十年。なにが変わったと言うわけでもなく、義務と権利だけが手の中にある。

 大きく変わった年ではなかっただろう。しかし、何もなかったというわけではない。大きくは元カノと『彼女』。果たして、もう人を愛し、それを口にしてもいいのかどうか、考えることになった。人は変わるのは当然だろう。愛は常に不変だと信じたくもなるが、そんなわけがないのは誰もが知っているはず。とはいえ、この人以上にほとを愛することが出来るなんてない・・・そう思うことは多々ある。僕だって。きっと、同じ大きさなのかもしれないね。現実のものと過去のもの。差はそれだけなのかもしれない。勿論、成長や本当にそうだという事もあるだろけどさ。
 連絡を取れなくなった友達も、それよりも今の友達を思い出すことの方が多くなるのは当然。いくら親友だったとはいえども。同じことなのかもしれないね。
 忘れてほしくはない。けれど、忘れてもらうべきなのだろう。愛し、傷つけた人々へ。僕が愛したという事、今でも愛していると言うこと。気がつかなくていい。ただ、愚かな、最低な男がいたと笑ってくれるようになってくれれば、そう思う。
 そして、二十歳。二十歳になってから初めての一年が始まる。もう戻ることは出来ない。過去の無数のものごとを抱き締め、時には捨て、拾い、生きていくのだろう。
 愛すべきすべてのものよ、来年こそ幸せに。


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