囁き
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2001年11月19日(月) 真の自由

 もう一人になることはできないのかもしれない。

 『彼女』が家を出たいとこぼした。親と喧嘩したらしい。自由。全てを己の責任として背負い、生きていく。
 僕も憧れたことがある。いまだって、そう。全てを取り払ってしまえたら・・・けれど、本当に全てを取り払うことなんてできやしない。

 何を自由と見る?親から解放されたこと?全ての責任と義務を自分で持つこと?僕は違うと思う。所詮何を自由にしても、肉体と言う束縛がある。死こそ、完全なる自由。全てからの解放。
 たまに思う。この世界こそ、地獄のひとつじゃないかってね。生まれ落ち、生きることを選択する。幸せも不幸もあり、行きつく先は死。罪人が落とされた地獄の一つ・・・そう考える理由。つらいことが多すぎると思うのは、僕だけなんだろうか?誰しも一度は死を願い、そして、生きていく。『死んでしまったほうが楽かもしれない』。そう考えるのは、なぜ?

 誰もがいなくなれば完全な自由。全てを捨てることが出来れば、真の解放。けれど、そんなことはできない僕はよくこう口にする。その理由はこう言うこと。逝けば、悲しむ人がいる。誰にだって。・・・俺が生きている理由は、本当にそれだけなのだろうか?違うことを望む。そうでなければ、誰も幸せにする事なんか出来ない。不幸せにする事しか出来ない。
 どうなんだろうか。誰もいなくなれば逝ける。そう考える僕もいる。けど、手放すことが出来ないものがある。生きたいんだろうな、やっぱり。理由はまだわからなくても。


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