囁き
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2001年10月30日(火) 距離

 わかってたつもりだった。知ってて好きになった。なってしまったという言い方も正しいのかもしれない。

 気がつけば、この距離に悲しみすら覚えてしまう。憎しみすら覚えてしまう。逢うことでしか叶えられないものがある。それを手にすることが出来ないなんて・・・
 遠距離恋愛の破綻の始まりなのかもしれないな。そんなことを、ほんの少しだけ話した。この悲しみに愛が負けたとき・・・それも終わりの一つなんだろう。まだあってから一週間と少し。・・・何故?この想いは?・・・終わるのか・・・?

 愛が足りないなんていわれることがある。どこまでが本当なんだろう・・・『彼女』が愛を欲してる夢を見たと言う。どうすれば、しっかりと判ってくれる愛を伝えることが出来るのだろうか。それとも俺では・・・もしそうなら・・・

 朝まだ暗いうちに、朝日を見に散歩に出かけた。いつも行く場所。少し高いトコにある、あの場所。相変わらず綺麗だった。眺めていると、何処から来たんだろう、猫が僕を見ていた。警戒しながらも近寄ってくる猫に、少し笑った。一緒にぼうっとしてたよ。あまりに近寄らず、離れすぎず・・・そんな位置にいた。時には擦り寄り、姿を消し、現れ、媚び、離れる。野良猫そのまんま・・・野良っていう点では同じかもしれない。そう思って、一緒に景色を眺めてた。色々考えながらね。もう終わりなのかな・・・とかさ。

 悲しみが強く、苦しみが多い。それに愛が負けたとき、僕等はお互い何処で何をしているのだろう?


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