| 2009年05月04日(月) |
民謡山口会会主とのジョイント |
午後3時集合。 出演の予定時刻は4時だったのだが、結局5時半ごろになった。
これは我々にはとてもおもしろいことだったのだが、 スタッフに「今どれくらい遅れてますか?」と尋ねても、 誰も答えられない、、答えられるのは、今何番の演目ということだけ。 つまり、タイムスケジュールというものが存在しない!
とにかく100以上の出演者の演目があり、 時間を気にせず、出たとこ勝負で進めて行こうという大胆な運営。。 我々の出番は91番になっていたが、3時半ころに確認したら、 まだ60番台の演目で、あと1時間半か2時間か、、という返事(笑)
煙草を喫いに会館の表に出ると、人が続々と集まっている。 民謡大会のためでもないし、我々の演奏めあてでもない(笑) 上の大ホールで、5時半から浜田省吾のライヴが始まるそうだ。 4時半になると、2列の行列が長く伸び始めた。 全席指定だろうに、みんな早くから集まってくるんだなぁ。。
浜省の演奏開始と、我々の演奏開始が同じ時間になるかも、、などと、 ささやかに光栄だったりして、、、と、実際同時刻になったが。
長時間あてもなく待たされていると、 団員の中にはいろいろな者がいるからおもしろい。 旦那と子どもをゲーセンで遊ばせて待たせている奥さんもいる。 もう金がなくなる〜〜、と旦那がメールを送って来たそうだ。 子どもにケータイでぷよぷよを遊ばせている母もいる。 ケータイの電源がなくなりそうで困っている。
そういうことでなくても、金管奏者は特に、 唇のコンディションを調整するのがたいへんだ。
民謡会の会場は、中ホールとして作られたものの1100人レベル。 郊外のホールだったら大ホールと呼ぶ大きさに近い。 舞台も広い。 回り舞台もあって、今回は使わなかったけれど、 以前の2回は、前の演目の間に後ろでスタンバイして、 回り舞台でステージに出る、という方法を取っていた。
とにかく広い、、が、会の性質上、反響板がない。。 何年かぶりの参加だったので、意識が薄れていたけれど、 こいつは厳しいなぁ、、、と舞台袖に立つたびに不安。。 我々のような編成だと、反響板は命綱ほどの意味をもつのだから。。
やっと本番の時間が来て、指揮台で演奏を始めたら、 その厳しさは予想をはるかに越えていた。 ほとんど鳴ってないじゃないか!! 特に、フルートと、ホルン(音が後ろ向き)が聞こえない。。
一応、拍手喝采で幕を下ろすことはできたのだけれど、 実に曖昧模糊とした演奏感覚で、どうもすっきりしない。 また依頼があるとしたら、いろいろと対策を講じなければ。。 反響板下ろせ、なんて要求はできないけれど。。。
たとえば、舞台装置に使っていた障子模様の板を ホルンの後ろに立ててもらうとか。。。
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