I.W.O.活動日誌

2002年11月03日(日) 市民音楽祭

出番は4時過ぎだし、集合は3時ごろでよかったとはいえ、
私自身はこの日、学校関係の吹奏楽祭の日でもあり、早朝から楽器運び、
昼休みは約1時間の混成バンドのステージ練習、
そのまま午後1番の約30分間の本番を振った。
音楽祭の演奏よりもこっちの方がうんとハードである。
何しろ、こちらのメインは、リードの「オセロ」全曲である。
しかも、演奏者は13校から集まった希望者で、
6回の練習しかしてなくて、しかも、前回の練習は明日の指揮者がやったのである。
こういう状況で指揮台に立って振っていると、ホントに引っ張ってるという感じがする。
油断すれば一挙に破綻してしまいそうなのを、ぐっと信頼して手綱をたぐってる感じだ。
これはこれでなかなかの緊張感を伴った楽しい仕事である。

でも、「オセロ」自体はどうしても消化不良なので(しょうがないことだ)、
ぜひ、再来年の(今めざしている定演の次の)定演で取り上げたいものである。
10年ほど前に、第3楽章までを定演でやっているが、
今回の混声バンドの活動のおかげで、またいろいろいいところを発見したからである。
そんなことを妻に話したら、それはいいけど、今年の曲もまだ決まってないよ、
と言われてしまった。たはは、、、
明日の指揮者の箕輪響が、「ロード・オブ・ザ・リング」の楽譜を持ってきてくれるはずだが。。。

さて、帰りの楽器の片づけや運搬を他校の先生にお願いするので、
その手筈を整えてから、岩倉の会場に車を走らせる。
もうすでに脚腰が痛くてたまらないけれども、ま、何とかなるだろう。

さて、「利家とまつ」はなかなかの緊張ものである。
何年か前から、こういう行事では本番前に少しも合わせる時間を持たずに、
本番1本勝負にしているけれども、テンポが心配なので、
練習室に入って、3回ほど最初の方をくり返し練習してもらった。
もちろん、配置にはこだわらない、今適当にいるその場所のままでである。

この「利まつ」に、まだ最後の音が鳴っている最中から拍手が来たのには驚いた。
これはたぶん神妙に聞いてもらうことになるだろうから、
次の「ど宴会」に入った瞬間の格差こそが狙い目だったからである。
「宴会」の時に客席に手拍子を促そうかどうか迷って、
次の「ど演歌」までそれを引きずってほしくないな、と、催促は断念したのだが、
自然と一部で手拍子が始まったようだ。それでいいのだ。
後で聞くと、演歌を歌っていた人もあったようだ。


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