バイトを終え帰る途中。 地下鉄から名鉄に乗り換えようと歩いていた。 横を通る人に何気なく目をやる。 ・・・あれ? その人も何気なくわたしの前を横切りざまにこちらを見る。 なんとなく目があう。
もしかしてもしかして・・・
似てるけど似てるけど・・・
けどけどけど・・・
違うかな・・・
覚えてないかも・・・
その人が立ち止まる。振り返る。 目があう。
よしっ・・・
「あの・・I先生ですか?」
正解でした。 高校のときの英語の先生。 わたしがあんまりいい生徒じゃなかった。 いや、あんまりをつけるのもおこがましい。 3年生のときはまだましだったけど。 2年生の時はひどかったなぁとわれながら思う。 先生は今日は雛祭りだからと家族にお土産を買いに 百貨店に行く途中だったのだとか。 卒業して以来だからほんと4年ぶり。 もともと余り丈夫そうな印象はないのだけれど、 以前より年をとったというか、 ぼそぼそしゃべるというか、 そんな感じ。 まあお元気そうでよかった。
・・・ しかし、 名前を出さなかった辺り、もしかして微妙に忘れているのかもしれない。 けど、見覚えがある。と思ってもらえただけでも 良しとするべきなのかもしれない。 担任じゃなかったしね。
|