2002年02月09日(土) 灰色のドアを抜け
 

窓から眺めたすみれ色は
外に出るととっくに消えてしまって
真っ暗ともいえない嫌な紺色になっていた


そんなに長い時間かけて階段を下りたわけではないのにと
誰も聞いてはいないのに
用も無く外に出た事が恥ずかしくて
薄っぺらいメロンの皮のような月に言い訳


優しいような切ないような
あのすみれ色の空間は一体何処に消えてしまったんでしょう
開けてしまったドアの行き場だけが
それはとても気がかりで





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