窓から眺めたすみれ色は外に出るととっくに消えてしまって真っ暗ともいえない嫌な紺色になっていたそんなに長い時間かけて階段を下りたわけではないのにと誰も聞いてはいないのに用も無く外に出た事が恥ずかしくて薄っぺらいメロンの皮のような月に言い訳優しいような切ないようなあのすみれ色の空間は一体何処に消えてしまったんでしょう開けてしまったドアの行き場だけがそれはとても気がかりで