蹴落とされそうな狭いベッドの上でとなりには安らかな顔をして眠る男その男の寝顔があまりに好きだったのでいつでも永遠に眠れるように私はいつでも睡眠薬を持参するだけど起きたあなたの欠伸が好きだったりするから睡眠薬は使えないままポケットに何気ないヒトコマで生き延びるあなたのとなりで私は眠るわ男が私の悲痛の声が好きでピストルを持参している事も知らずそして私は「おはよう」の言葉だけで生きている事にも気付かずに