【ミカラデタサビ】

2004年06月20日(日) 窓からやってきた夢。



僕は夢をみていた。
そして、この階段に居座って何時間も過ぎていた。
JOHN LENNON の LOVE がかすかに聞こえる。
顔をあげてみると光の矢が優しく窓を貫いた。
フランダースの○のワンシーンを彷彿とさせるその光景。
僕は思った。
もし、この光をつかむ事ができたなら…
もし、この光で救われるなら…
妄想は加速していく。
『ガチャ。』
玄関の扉が開くと共に、現実に戻る。
光は、徐々に薄く見えなくなった。
夢は、強い自分を描き、現実は、弱い自分をさらしめる。

いつか見たあの光ってなんだったっけ…


 もどる。  さがす。  すすむ。


ニシシタトモヒサ