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■ 出発〜群馬1日目
<1:30> 結局このまま朝までどんどん気温は下がる一方、家を出るチャンスはむしろ今すぐ!…と思いました。が、家の中側の鍵は一向に動きません。ドライヤー攻撃10分。やっと手応えがあったので、今度は外に出て鍵をかけようとすると…鍵が刺さりませんよ…? ……さすがに鍵を開けたまま旅には出られないってば!と大あわての頭で思いついたことは、
 <中側からドライヤーをあてて、 外に回って速攻お湯をぶっかける>
※外からのお湯をかけた瞬間に鍵を回さないとすぐにまた凍ってしまいます ※というわけで私はやかんを家の中に戻すヒマもなく、持ったまま旅行に出たのでした…
<朝> 健康ランドで爽やかな目覚め。夜中のうちに無事に家を出られたことが何よりの幸せでした。天気も穏やかなので飛行機も普通に飛び、昼過ぎには東京着。東京の空気は、驚くほどぬるい!まるで春のよう!と心もますます浮き立つのでした。半日前まで極寒地獄にいたことなどすっかり忘れてしまいたい…
<昼> 東京で髪を切ることに。時間も無いので駅ビルで一番に見かけた美容室に飛び込む。飛び…こんだはいいのですが、店員さんがプリンセスだったりキメキメのゴージャス赤スーツ男子だったり小物もインテリアもきらびやかだったり…な・なんだここはメイドカフェならぬそっち系美容室!?とめちゃくちゃ驚きました。席に座ってからも、気になって聞かずにはいられなかったので「ここは何か有名なお店ですか?」と尋ねたのですが、単なるクリスマス〜年末の企画でヴィクトリア調を意識してどうのこうのということでした。それにしても面白すぎてさすが東京とか思いました…! そんなゴージャス王子様たちにむかって群馬名物を聞いてみたのですが、色々熱心に教えてくれて嬉しかったです(笑)(ネギ!とかコンニャク!とかうどん!とか)
<夕方> というわけで今日と明日は群馬めぐりです。新幹線で群馬入り。 群馬といえばイニD!峠を攻めるよ!レンタカーの小型車だけどさー(笑) 早速レンタカーの店に入り、店の兄ちゃんと会話。 私「タイヤはやっぱり夏タイヤですか?」 店員「ええ、普通のタイヤですが…どちら方面へ行かれますか?」 私「…あちこちの山へ…」 ※そこでラジオからタイミング良く流れ出す「群馬はフィルムコミッションといって…頭文字Dなんかの撮影も…群馬は東京には無い魅力を備えて…」 店員「…頭文字Dですか…」 私「(話をそらす)…ぐ、群馬ってやっぱり運転荒かったりしますか?あの、やっぱりそういう速い人たちとか…(そらせてない!)」 店員「いえ、群馬は運転は結構普通ですよ、たまーに走り屋とかいるみたいですけど」 私「(…本当だろうか?地元の人の感覚はわからないからなあ)栃木と群馬比べたらどちらが荒いと思いますか?」 店員「あ、そりゃもう断然栃木ですね!」 私「あ、了解しました(笑)」 (都道府県あちこち回ってきましたが、今のところ栃木は運転の激しさで上位に入る気がします)(北海道の釧路や函館と似た感じなんです)
レンタカーで群馬の街へ繰り出しましたが、実際車のマナーはかなり良い印象です。せまくて細くてくねくねした道がとにかく多かったのですが、車の数自体が多くなかったのでスイスイ走れました。
今日はまず妙義の山を攻めました。妙義山はわりと街に近いので道が整備されていてとても登りやすかったです。が、てっぺん付近でアイスバーンになってしまったので引き返すことに。今日中に榛名山を目指すつもりでカーナビにたよって行ったのですが、何故かどんどん狭い道になっていって、ついには山の中のけもの道(もちろん未舗装)にいざなわれてしまい、気づくと周りは通行止めの看板だらけ、道幅は小型車1台でギリギリ、大昔に閉鎖されたような不気味な森の中でした。大恐怖に怯えながらちょこちょこと切り返して泣く泣く道を戻りました。戻る途中にも何度か命の危険を感じました…すげえぜ群馬!
 やっと無事に人里まで戻ってきた私の目の前に飛び込んできたレストラン(?)恐ぇー!!
そう、群馬の印象なんですが
超メルヒェン★
もしかして日本一メルヒェンな県なんじゃないかな〜と思いました。まず、目に入る喫茶店やファミレスやラブホテルが謎なほどにメルヒェンすぎ! 名前も、建物の外観も。「天使の〜」「女神の〜」「エンジェル〜」みたいな建物が多すぎです(笑) 普通のホテルやお店も、かなりの数がメルヒェンお城チック。 そして実際のところ、群馬県内には何故かイギリスやドイツやその他を模したテーマパークばかり数多くありますよね? 本当に驚くほど多いのですよ。群馬県は、県をあげてちょっとした異国づくりをめざしていらっしゃいますね! 間違いなく。もっともっとくわしいところを知りたいです。興味深い街並み〜★ 楽しい〜★
2005年12月27日(火)
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