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2008年03月10日(月) 胡同の理髪師

りんりんさんと平日会員割引料金鑑賞。
お安いディじゃない&中国映画ということで
ガラすきかと 思って行ったら なんのなんの。
シルバー料金?年代の人が多かったかも。
いいな 毎日1000円!!

映画は 2005年の北京の胡同の出張散髪屋さんの話。
北京オリンピック目前 開発がすすむ北京。
その片隅で つつましく生きている93歳のチンさん。
チンさんを演じているのは ご本人。
つまり この映画は 限りなく実話に近い?
淡々とチンさんの日常が映し出される。
朝6時起床。  
胸ポケットに入れた櫛で 白髪をなでつける。
なにかあるたびに チンさんは この動作をくりかえす。
「いつも 身奇麗にしていなければ ならない」
出張先で 丁寧な仕事をした後は
昼間の お楽しみ麻雀。
麻雀仲間との話題は「いかにして死ぬか・・」
時折たずねてくる一人息子は 「退職金を食いつぶす日々」と
93歳の一人暮らしの老父に嘆くばかり。
夜9時就寝。 
規則正しいチンさんの周りで 起こるさまざまなエピソード。
友人たちの死 新しい身分証 葬儀の準備・・・
変貌していく北京&人の心・・・・。
チンさんは あるがままを 受け入れて 生きている。
目の前の便利さ・快適さを追求する先にあるもの・・
引き換えにしたものの 重さに 気づくのは ずっとずっと先。
これは中国の物語だけれど
日本にも通じる普遍的な物語。
チンさんを観るだけでも 価値あり かな。

その後 大阪に回って 姉宅へ。
ひさしぶりの三姉妹顔合わせ。
しっかり 毒を吐かせてもらった。
ありがたやありがたや。


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