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2006年10月28日(土) 【父子】

中文題:父子
邦題:父子
英題:After This Our Exile
監督:パトリック・タム(譚家明) ●2006年/香港


出演:郭富城(アーロン・クォック)呉景滔(ン・キントー)
   楊采[女尼](チャーリー・ヤン)許茹芸(ヴァレン・シュー)

24日の舞台挨拶&26日のティーチインは よかった。
製作サイドから 「舞台は 大陸か台湾に変えたら・・」と
提案されたが 「どうしても マレーシアで撮影したかった」監督。
映画冒頭にも 「マレーシア・香港の我が学生に捧げる」と出てくる。
監督のこのこだわり・・・
この重いテーマは マレーシアの風景で 中和され 
観客の心に 映画に何度も映し出される川の流れのごとく しみてくる。

物語は・・マレーシアのある華僑コミュの家族の話。
通学バスに乗り込んだ息子を 追いかけて 小遣いを握らせる母。
敏感な息子ボーイは 母の異変を感じ取り バスをおりて 自宅に戻る。
目にしたのは 荷物をまとめている母。
父の仕事場に知らせに走り  母の家出は 未遂に終わる。
冒頭から いきなりの ハイテンション・・・。
(路上引きずり倒し20回以上やって チャーリー負傷)
父親役のあぁろんは 日ごろのイメージとは180度違う粗野なコック。
「父子」という題名から 
「あぁ 母に逃げられて 父と息子の感動親子物語」なんて
安易に想像していたら まぁ 裏切られまくり・・・。
これでもか というぐらいの ダメダメぶり。
「お前まで俺を捨てるのか・・」と父に泣きつかれたら
子供は 父を捨てれないだろう。
「お母さんを連れ戻してよ!!」と息子に言われても
あのダメ父では なんもできひんわぁ。
ほんま 可哀想なのよ・・あの子。
二人の転落の日々を 17年ぶりのメガホンで 監督は描いていく。
「150分は 長いけれども 必要な時間でした」
たしかに・・長さを感じさせずに あっという間だったけど
香港では 内容&時間で 受けへんやろなぁ。
(香港プレミア試写会11月30日)
「完全に満足できる映画を撮るための 17年の沈黙」
ウォンカーワイはじめ 香港の監督に影響を与えた巨匠の復活作。

英語を直訳すると 
「この後 私たちの追放」 どういう意味だぁ????

「私が1番伝えたかったのは この最後のシーンです・・」
監督の説明を聞いた後・・ラストシーンを思い返し
登場人物それぞれの気持ちを 考え出すと・・・
さまざまな波紋が 静かに広がる 後ひく映画。
見てる間は 不必要?! と思ったシーンも そうではない。
編集に 長い時間をかけただけのことは ある。

当分 反芻の日々。 一般公開してほしいなぁ。

台湾金馬奨・・7部門ノミネート。
ボーイが とれたら いいなぁ。
もちろん あぁろんにも だけど・・他の候補者も強敵^_^;

後日追記変更予定アリ。







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