ひとりびっち・R...びーち

 

 

緊張と弛緩 - 2009年10月15日(木)

帰りの電車の中、午後10時頃。

運良く座れた座席の前に立つサラリーマン、年の頃は三十代前半か。
ヴィジュアルは俳優の三上博史に体育会系のフィルターをかけてごつくした感じ。

両足を肩幅に開き、背筋を伸ばし、つり革も持たずに文庫本を熟読している。
岩波文庫「職業としての政治」マックス・ヴェーバー著だ。

凄い。眉間に力こぶが入ってる。

そして彼の指に挟まっている栞…。
そう、それは岩波文庫の小さな落とし穴「言葉の道草」だ。

「小松菜」と「白菜」

緊張感が一気に緩む。

鍋の季節だよね〜。



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